今年も6月に入り、私の誕生日(26日)が近づいた。
無事に誕生日を迎えれば、いよいよ70歳!の大台だ。
伝統的に、70歳を「古希」と言う。
これは中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来しており、
古希まで生きる人は、大変に珍しく有り難いこととされてきた。
だからいつ死んでも構わない心境になってもいいはず…
しかし、まだまだ人生の半分くらいしか生きていない気がしてならない。
つまり、140歳くらいまで元気で生きられる感じがする。
誰に言っても、ジョークとしか思われず、笑われてしまうのがオチなのだが( ; ; )
先日、未来学者レイ・カーツワイルのインタビュー動画で、『寿命逃避速度(Longevity Escape Velocity)』なる概念を知り、我が意を得た感じがして大変嬉しくなった。
カーツワイルによれば、
「平気寿命は科学技術の進歩によって毎年次々と延びており、今は毎年4ヶ月のペースだ。あと5年で1年を超えるペースとなる。
これはロケットが重力加速度を超えて、宇宙に飛び立つようなもので、つまり平均寿命を脱出して不死の領域へ近づく」
とのことだ。
インタビューでは、「500年生きる」と豪語してインタビュアーを煙に巻いていたけれど、もし本当だとしたら大変興味深い。
せっかくなので、最近評判のチャットGPTー4oを使って、世界の平均寿命の推移を紀元0年から2020年までグラフ化してみた。
驚くべき事に、18世紀に入ってから、指数関数的に平均寿命が伸びている事が誰の目にも明らかだ!
せっかくなので、2050年までの平均寿命の予測を『寿命逃避速度』の概念を踏まえて描かせたところ、下記の結果を得た。
これによると、あと20年後(2044年)には平均寿命が140歳となる。
だから私の直感は、おそらく正しいのではあるまいか!?
ここ数年の技術の進歩、特にAIの進歩は驚くべきものがある。
実際この平均寿命のグラフは、チャットGPTが私の要求に答えて、データを集め、自らプログラムコードを作成してグラフ化を試み、何度かコードのバグを自動で修正を施しながら、最終的にあのグラフを提示してきた。
つい数ヶ月前だったら、誰かが作ったグラフをネットで検索してコピペするしかなかった。
実に驚くべき変化である!