今日は月に一度の池袋コミュニティカレッジでの
お料理教室の日です。
毎月旬の食材を使い、
季節の変化による体の不調を整えるレシピをご紹介しています。
梅雨の時季には、
湿度が高く体がむくみがちで、重だるく感じます。
利尿作用のあるとうもろこしや冬瓜、なすやトマトなどの夏野菜を
たっぷり使って、体調を整えます。
「とうもろこしご飯」
とうもろこしの実をそぎ取り、塩と酒を加えて炊きました。
「冬瓜とエビ団子の葛スープ」
えびは粗く刻んで鶏ひき肉と合わせた団子と、
冬瓜にクコの実を加え、煮干しのだしで煮ました。
葛粉でやさしいとろみを付け、おろししょうがを加えます。
「なすとトマトのナムル」
香りよく炒り、すり鉢ですったえごまを加えて、
独特の香ばしい風味のナムルです。
「プルタックと包み野菜」
プルは火、タックは鶏の意味で、鶏を焼いた料理です。
コチュジャンだれを絡め、ピリッとした辛さが食欲をそそります。
食事の後は、毎回韓国のお茶とお菓子を楽しみます。
今日は新生姜を使った生姜シロップに、
ガスウォーターを注いだ「生姜茶」と、
炒ったえごまをきび砂糖とはちみつで作った飴で固めた
「えごまのヨッカンジョン」です。
生姜シロップは、新生姜、黒胡椒、シナモン、赤唐辛子、レモングラスに
はちみつを加えて作ります。
こうしてストックして、お茶やおかし、お料理にも利用します。
生徒さん達と色々なお話をしながらお料理をする、
月に一度のこの時間は、
欠かすことの出来ない大切なひと時です。
来月は夏の暑さ疲れを癒す、
暑気払いのスープ「サムゲタン」を作る予定です。
また来月皆さんの元気なお顔を見るのが楽しみです。