へら鮒釣りの仕掛けを考察 | 昇天のへら鮒釣り&バス釣りの二刀流ブログ
突然ですが、今日はへら鮒釣りの仕掛け作りについて話したいと思います。
 

へら鮒釣りの仕掛けは実に単純ですが、人によって全く作り方が違うのが特徴ではないかと思います。
今まで一緒に釣りをした方の仕掛けをチラ見してみると、それぞれが全く違うし、こだわりも感じられますね。
仕掛け作りも奥が深いです照れ


では、自分の仕掛けを勝手に公開します!
自分的には今の仕掛け作りに満足してますので、出来ればダメ出しや批判は御遠慮を願います笑い泣き


①穂先部②ウキ周り③オモリ周り④ジョイント⑤ハリ
に分けて説明します。


まず①穂先部に関しては過去のブログで説明しました。
改めてこの方法は、穂先から仕掛けが抜けるのを防ぐ対策としては、簡単で有効ではないかと思います。





そしてチチワは糸を長目にして作り、穂先周りの絡みの防止、道糸の強化をする目的で10cm位のヨリ糸をチチワの下部に作ります。
ヨリ糸の仕上げもチチワと同様に8の字結び。




ヨリ糸の注意点は、竿の長さギリギリの水深で底釣りをする時は、ヨリ糸が長過ぎると目印のトンボの移動が出来なくなってしまうので、その時は5cm位の長さにしています。




次に②ウキ周りですが、自分は管理釣り場でも野釣りでも、今はウキ止めゴムは全く使ってません。

「仕掛けを繊細にしたいから。」
なんて言ったらカッコ良く聞こえるかもしれませんがウキ止めゴムなどは消耗品。
「チリも積もれば山となる」で、意外とお金が掛かってしまうからが使わない理由です😅

現在、自分がウキ止めとして使ってるのは
「カネボウ カタン糸8番(黒)」




購入した時は確か500円位だったかな?と記憶してますが、カネボウは会社が残念な状態となってしまい、今は購入出来ません。
しかし200mもあるので、自分は死ぬまで使い切れないと思います(笑)。
他のメーカーなら手芸店で買えるのではないかと。

穂先に装着するチチワ、底釣りのトンボは100均で購入した木綿糸を使用。
ウキ止めの糸よりも細い糸を使ってます。




ウキ止めの糸は大体6回位、巻きつけますが、注意点は糸が重ならないように巻き付ける事と、糸を湿らせてから巻き付けた方が道糸の負担を軽減出来ると思います。




底釣り、チョーチンの宙釣りは上側に1つ下側に2つ、浅ダナの宙釣りは上下1つずつ。

ゴム管は全てが同じ素材で一体化したタイプの物が、トラブルが少ないと思います。
道糸に通す部分が金属、糸のタイプのゴム管は、以前アワセを入れた時に抜けてしまった事があり使うのを止めました。




次に③オモリ周りですが、最近はウレタンチューブを装着してオモリを巻くのが流行りですね。
自分も以前は浅ダナの宙釣りの時は装着してましたが、なんだか最近は面倒になってしまい止めてしまいました😅

オモリ周りもウキ止めと同じで、オモリ止めゴムは全く使いません(ドボンのみ使用)。


オモリは道糸に直接、巻く事はせず、まずティッシュペーパーを巻きます。

ティッシュペーパーは2枚重ねになってるので1枚剥がして、オモリと同じ位の長さ、幅は切手の半分位にカットして道糸に巻き付けます。
オモリを巻く際の道糸への負担の軽減、オモリがズレないようにするのが目的です。




板オモリは台形にカット。
装着する部分をハサミを使って丁寧に折り返し、ティッシュを付けた部分にオモリを挟み込み、最後は毛抜きを使って押し付けます。




道糸に装着したら、もう一度ハサミを使って折り返し、隙間が出来ないように爪で押し込みながら指で丁寧に巻き付けます。
オモリは雑に巻くとハリスが絡みやすくなってしまうので、仕掛け作りでは最も時間が掛かってる作業かもしれません。




大き目のウキを使う時は板オモリの2点付け、またはスイッチシンカーなどの絡み止めオモリを使っての2点付けをしますが、オモリ同士が当たる部分が潰れてしまう事があります。

何か対策はないかと考えましたが、前述したようにオモリ止めゴムは使いたくない。
ウレタンチューブは自分には合わない。 
試しにオモリの間にトンボを巻き付けてみたところ、いびつになってしまい、糸毛羽によるハリスが絡むトラブルが増えてしまいました。

そして試行錯誤した結果、たどり着いたのはビーズ!
見た目はスッキリでオモリが潰れるトラブルも激減!
オモリ周りも完成形が出来ました!

オモリの2点付けの注意点は、下のオモリが巻く量が多いとハリスが絡みやすくなってしまうので、上部よりも少な目に巻く事です。




④ジョイント部は底釣り、チョーチンはスイベル、浅ダナは極小丸カンを使用。




スイベルなどを結ぶのはパロマーノットが最強と言われてますが、自分はどうも上手く結べず、定番のクリンチノット。
摩擦を軽減する為に、糸を湿らせてから締め込むのがベストです。

ハリスはコブ結びタイプの「ハリスピッタリ」を使い、8の字結びで装着。





⑤ハリは初心者の頃は手動のハリ結び機で結んでましたが、必死に練習して今は手巻きで結んでいます。
外掛け結びで大体11回位、巻き付けてますが、ウドンなどのクワセに使う小バリも当然、手巻きです。

ハリ結びに関してはスピードでは機械にも負けない自信があり、タナゴ針も結べると自負しています(笑)。
ただ最近は老眼が進んでしまったのか至近距離が見えづらくなってしまい、100均で買った老眼鏡を装着してハリ結びをしてます(泣)。


以上。長々と申し訳ありません😅
今週末は釣りの許可は貰えず、家に引き篭もり状態で暇だったので、このようなブログを書いてしまいました。 
長文、失礼致しました🙇