昨日の続きです。
経済学では、以下のように考えます。
競争が激しい状況
↓ すると
社会的に望ましい状況の達成
↓ したがって
政府は参入障壁を取っ払おうとする
↓ つまり
参入障壁は望ましくない
一方、競争戦略論では、以下のようになります。
競争がぬるい状況
↓ すると
企業はぼろ儲け(超過利潤)を享受
↓ したがって
企業は参入障壁を築こうとする
↓ つまり
参入障壁は望ましい
このように、きれいに対比された形で整理可能です。
ところで、以前、ある経営者の方から話しを伺いました。
その企業はうまい具合に障壁を築いて参入を阻止している、といった内容でした。
その方がポーターの競争戦略論や企業の経済学を知っていたかどうかは分かりませんが、経験的にその考えを分かっていたのかもしれません(・∀・)
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