誰かが危なかっしいことをしていたりしたときに、

「危ないからやめなよ」と言って止めたりしますよね。

また、モノや状況が何か危ないことになっていて、

事故に繋がりそうだったりしたときも、

しかるべく対処をしますよね。

 

こんなふうに、今にも事故が起こりそうなときに使える表現が英語にありまして、

an accident waiting to happenと言います。

 

直訳すると

「起こることを待っている事故」となりますが、

要は、

「いつ事故が起きてもおかしくない状態」という意味になります。

 

Longman Dictionary of Contemporary Englishには、

The boats are being left to drift; it’s an accident waiting to happen.

「ボートが何隻か漂流している。

まさにいつ事故が起きてもおかしくない状態だ」


という例文も載っていました。

 

あんまりan accident waiting to happenのような状況には陥りたくありませんが、覚えておくと便利な表現だと思います。

 



 よく、誰かの態度や意見が全く変わってしまった時、「180度変わった」などと表現しますね。

正反対の方向に変わった時に使う表現です。

この180度は角度のことですね。

 

英語でも「180度」を用いて同様の表現があって、

do a complete 180(one-eighty)と言います。

 

completeが入らない、

do a 180(one-eighty)でも使われます。

 

180はone-eightyと読みます。

 

Cambridge Dictionaryではこんな例文も載っていました。

It's not the first time this politician has done a 180 on an important issue.

「この政治家が重要な課題について180度意見を変えることは初めてのことではない」

 

往々にして、

皮肉を含んだ形であまり良い意味では使われませんが、

態度や意見を全く正反対の方向に変える場合、

角度をイメージするのが日本語も英語も同じというのが興味深いです。

 

ご参考までに。



「豚」は英語でpig(ピッグ)ですね。

 

豚小屋を英語ではpigsty(ピグスタイ)と言います。

 

pigsty、もう一つ別の意味がありまして、

とても汚なかったり散らかっていたりする場所のことも指します。

 

日本語でも散らかっていたり、

いわゆる「汚部屋」のことを

「豚小屋」なんて表現したりしますから、

同じですね。


古今東西、豚小屋は汚いと相場が決まっているのかしら‥。豚に失礼な気もしますが(笑)

 

ただ、日本語も英語も発想が同じなので覚えやすいですね。



英語にShotgun weddingという表現があります。

 

Shotgunは「散弾銃」

Weddingは「結婚」

 

イメージ的に相容れない単語が並んでいますが、

どういう意味になるでしょうか。

 

実はこれ、

日本語で言う「できちゃった婚」「授かり婚」

婚姻関係になる前に女性が妊娠して、

それをきっかけとした結婚のことを指します。

Shotgun marriageとも言います。

 

なんで、shotgunなのでしょうか。

 

一説には、結婚前に妊娠した女性の父親が激怒して、ショットガンを持って相手の男性に「責任をとって結婚しろ!」と迫ったからとも言われています。

 

由来を知るとなんだか物騒な表現ですが、

面白いですね。

 



空を見上げると飛行機が。

近い!!



英語の表現に

under the weather というものがあります。


直訳すると「天気の下」ですが、

意味としては

「体調が悪い」

「気分がすぐれない」ということを示します。

 

船乗りたちが使っていた表現だそうです。

 

「体調が悪い」をいつも

I am not feeling well.

I feel sick.

などと言っている場合は、

under the weather を使って表現してみると

新鮮ですね。



 私の好きな作家の一人である

安部工房氏の「無関係な死」を久々に読み返しました。

 

帰宅すると部屋に見知らぬ男が死んでいたシーンから始まる衝撃的な作品です。

主人公の男性がその死体を前にどうするか、というところが描かれているわけですが、だんだんとその死体に追い詰められていく様が書かれています。

 

普通だったら、

「いや、すぐに警察に届ければいいでしょ」

と思ってしまいますが、主人公は「その死体と無関係であること」を証明することは「関係があること」を証明することよりも難しい、したがって警察はすぐに疑ってかかるだろう、と思い、すぐに届けることをしません。


なんだかんだと画策しているうちに、だんだんと不利な立場に追いつけられているわけですが、死体を前にした主人公の思考回路、思いつき、そして行動を読み進めていくのはスリリングです。


無関係なものだったものがじりじりと関係するようになってしまう恐怖を味わえます。

 

短い短編なので興味を持った方はぜひお読みいただくと良いと思います。

 

さて、「死」は英語でdeathですが、

to deathというイディオムがあります。

直訳すると「死へ」になりますが、

意味としては、「死ぬほど〜」となります。

 

例えば、

I studied hard to death.

「死ぬほど勉強した」


It is hot to death.「死ぬほど暑い」

 

I am bored to death.「死ぬほど暇だ」

 

死ぬほど暇なときは、

ぜひ安部工房の「無関係な死」を読んでみてください。『無関係な死・時の崖』という本の中に収録されています。

 


ランチに、ピザを頼みました。

 

ビスマルクロッソとゴルゴンゾーラチーズピッツアのハーフ&ハーフ。

 

ゴルゴンゾーラチーズとハチミツのピザは、

初めて食べた時に衝撃を受けて、

「こんなピザあるんだ!?新鮮!」と

思った記憶があります。

 

味が他のピザと大分違うので、

「ピザはこういうもの」という固定概念が

いい意味で崩されたピザでもあります。


どこのイタリアンレストランでもあるわけではないので、メニューにあるとついつい頼んでしまいます。

 

チーズとハチミツのピザ、おすすめです。

 

ビスマルクロッソは半熟卵とベーコンが特徴的なトッピングですが、こちらも美味しかったですよ〜。

 

さて、今日はベーコンを使った英語のイディオムをご紹介します。

 

bring home the bacon

直訳すると「ベーコンを家に持ち帰る」になります。


なんとなく意味がつかめそうですが、

要は「生活の糧となるものを家に持ち帰る」

→「生計を立てる」「生活費を稼ぐ」のような意味になります。

 

うちではベーコンを使って

料理することはありませんが、

レストランでベーコンが入った料理を頼んだ際には思い出してみると面白い表現かなと思います。

 



最近、個人的にショッキングなことがありました。

 

お昼を食べていたところ、

ガリっと口の中で嫌な音がして、「ああっ‥」

左下の奥歯の被せ物が取れてしまったのです。

 

この奥歯、ほとんど自分の歯が残っていなくて、

歯医者さん曰く、

被せ物するのも「結構無理につけている」そうで、

「外れやすいですよ」と言われていました。


前にも何回か外れていて、

徐々に外れる頻度が多くなっていたので、

嫌な予感はしていたわけです。

 

で、早速歯医者に電話して、

その日のうちにどうにか受診させてもらうことになりました。

 

取れた被せ物をはめようとしてくれたのですが、

被せようとすると血が出てきてしまい、

「もうこれは無理だね。抜歯だね」と

言われてしまいました。

 

抜歯はなるべくしたくなかったのですが、

心の中では泣く泣く、抜歯の方向に。

抜歯するのは日を改めて別の日にしますが、

抜歯後はインプラントにしようかなと思ってます。

 

インプラントは費用が高いのと、

継続的なメンテナンス等を考えると

気分はよくありません。


何よりもそういう歯にしてしまった自分に腹立たしいですが、事実は事実、受け入れるしかありません。

 

 

インプラントって実際どうなんですかね?

周りでやっている人いないので、

自力で調べないとです。

 

過去の自分の至らなさとか考えると、

気持ち的にはかなり落ち込みました。

しかもその日の夜、

歯が一本一本抜けてしまう夢まで見てしまって、

寝覚めの悪い朝でしたが、

気持ちをしっかり持たないとなあと思います。

 

実はもう一つ、右上の奥歯もほとんど歯が残っていなくて大きな被せ物をしているので、ここの歯も将来的には抜かないとダメかもしれないと歯医者から言われています。

 

もうこの2本の歯は仕方がないとして、

残る歯をきちんとメンテナンスしたいなと

改めて決意をした次第です。

 

最近ちゃんと歯間ブラシとフロスを

歯磨きの際に使うようになって、

すごく口の中がスッキリするのを実感しています。


「歯磨きだけじゃあ汚れ全然落ちていなかったんだ‥。もっと早くやっていれば良かった」と思うとともに、これからはちゃんとやろう!と思っています。

 

もっと前からきちんとメンテナンスしていれば、

この2本の歯も大丈夫だったかもしれない、

と悔やむ気持ちもありますが、

悔やんでも過去には戻れないので、

この経験を教訓に、今できる最善のことをやる、

そういうふうに気持ちを切り替えていこうと思います。

 

今回の出来事で得たことは、

そういうことかなと思います。

 

生きていると、

やり直しが容易にきくものと、

不可逆的なことがあります。


今回の歯の件については、

不可逆的なことに当たるため(自分の歯は戻らない)、

自分としては辛いものですが、

ネガティブな部分にばかりフォーカスしないで、

今自分ができる最善のことに注力したいなと思っています。

 

 



治一郎のバウムクーヘンいただきました。

 

しっとりしていておいしいバウムクーヘンで、

一度食べたらクセになってしまいます。

 

贈り物にも最適だし、頂いたら嬉しいものですね。

 

さて、また食べ物の英語のイディオムです。

 

甘いもの大好きな人は

世の中にたくさんいると思いますが、

そういう人のことは、

have a sweet toothで表現できます。

 

直訳すると、「甘い歯を持つ」ということで、

なんとなく想像つきますよね。

 

日本語では「甘党」と言ったりしますね。

 

この表現を使うときは、単数形のtoothを使います。

 

「私は甘いものが好きです」という表現も

I like sweets.

でも良いのですが、

この表現を使って

I have a sweet tooth.

 

ということができます。

 

甘いもの好きな人はぜひ使ってみてください。



お昼にお弁当食べました。

 

お弁当はいろんなものがぎゅっと詰まっていて、

食べる前はわくわくしますね。

 

さて、今日は食べ物の英語のイディオムです。

 

cool as a cucumberという表現があります。

直訳すると「きゅうりのようにクール」となって、

わかりづらいですが、

「落ち着いている、冷静な」という意味です。

 

ひんやりとしたきゅうりのイメージを、

態度を示す「クール」と結びつけています。

 

coolの前にasを付けて

as cool as a cucumberということもあります。

 

Cambridge Dictionaryの例文では

She walked in as cool as a cucumber, as if nothing had happened.

 

「まるで何事も起こらなかったかのように、彼女はとても落ち着いた様子で中に入った」

というような意味になります。

 

冷静である様子を伝えたい時に使いたい表現ですね。

 

日本語でも「涼しい顔」して〜する、

という表現がありますが、


冷静であることや落ち着いていることは、

「冷たい」「ひんやり」「涼しい」という低い温度がイメージされるのが面白いですね。

 

夏はきゅうりが美味しい時期ですが、

スーパーの売り場できゅうりを見たら、

この表現を思い出してみてください。

 

ちなみに食べたお弁当にはきゅうり入っていません。

悪しからず。