はっきり書くと、今世紀最後のウルトラクイズは、やりたい放題が多く、当時73歳の高木稔は、かなりのダメもとだ。

レギュラー大会のウルトラクイズでは、年齢制限が厳しく、初期は、45歳で。後期は、50歳で応募終了と、いかに若い世代の出場が求められていた。

第5回では、消防士の安川さんが39歳と、福留功男と同じ年だった。年齢的にハンディであったか、厳しいものがあった。この回以降、福留功男より年上でアメリカ行きには、難しいことを裏付ける形になった。

第14回では、1次予選で飛び入り参加の福留功男とほぼ同世代の方がいた。残念だが、テレビでは、TさんやKさん(いずれも女性)は、福留功男と同じ年であった。その同じ年だった三浦さんは、予選会から応募した。だから、予選会にきちんと応募した方が100人の通過には厳しいということだ。

しかし、その第14回では、福留功男より年上の方が100人通過したかは、今もって不明だ。それはともかく福留功男より年上の人が予選通過は、とても厳しかった。

そうした、厳しい条件があってのウルトラクイズだが、今世紀最後は、福留功男より年上で、高齢者の方も参加。若い世代がウルトラクイズで夢や希望を与えるコンセプトが丸崩れ。「なんでも許される」ことが多く、レギュラー大会をバカにした趣向が多すぎた。ヤング世代のクイズ番組をバカにしている。高木稔は、明らかに失敗だ。

高齢者に侮辱するなら、レギュラー大会で打ち止めにできなかったのか、私は、怒りたい。もっと若い世代に夢と希望を与えるウルトラクイズにしてほしかったかと思う。

こうした不満は、枚挙にいとまない。だが、ルールが厳しいのが、ウルトラクイズであった。「何をやっても許される」ものではないことをウルトラクイズで示すべきだった。条件が厳しいことをコンセプトにウルトラクイズでやってほしかったので、「今世紀最後のウルトラクイズ」は、不満が残った。だから、Youtubeでその動画を見たくない。