みなさま、こんにちは。
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先日、帰国生の生徒さんの一人が今年の東大入試と同じ日に同じ内容の試験を受ける模試「東大同日」というものを受験され、返却された自由英作文の採点がおかしいのではないか、とお問い合わせをいただきました。
実は最新の私のグループレッスンのエッセイのテーマも東大の自由英作文の過去問でもあったのですが、いつもなかなか面白い問題が多いです。
同じ時事問題を扱う系の英語教師仲間のY先生と「今年の問題も面白かったですね」と話しつつ、お互いの答えを発表しあっていました。
Y先生、医科歯科の英語の問題を毎週1年づつ解いてる、とおっしゃってましたが、彼女は一体何を目指されているのか！？
オタクだなあ
ちなみに私はいつも解けない東大の４Bの文法問題、悔しくて趣味で過去25年分やってみましたけど（→ちょっと変態）
これ、今の難しい形式に落ち着いたのは2019年以降でその前は比較的易しかったのですね。
そして、その私の生徒さんの懸案の問題は以下の通り。
以下の主張のいずれかを選び、その主張に対するあなたの考えを、理由を添えて、60〜80語の英語で答えよ。
「紙は人類のもっとも偉大な発明の一つである」
「自転車は人類のもっとも偉大な発明の一つである」
ちなみに時間配分的に10分から15分ぐらいで解かなくては行けません。
そして問い合わせくださった生徒さんの答えが２の（A)
赤線の引いてある部分が減点対象ということで12点満点で０点でした
私のクラスのエッセイなら全く減点の対象にならない、というか、一体何が問題なのかわからないので、主催の予備校にクレームして、東大独自の単語の用法や採点基準があるなら教えて欲しい、と伝えました。
ちなみに（B）は英訳問題ですが、これも謎の減点と本来減点すべきところがされていなかったりメチャクチャ！！
多くの私のブログの読者さんなら気づきますよね？？
そして、予備校からの返答は。。。
なんと。。。
理由もなく採点を撤回され0点から12点満点に
あまりの採点者の基準というか、レベルの低さに呆れてしまいました。
・「偉大な」の英訳はamazingよりgreatを使った方が東大は好む
・80wordsと言っているのだからせめて70wordsは書きましょう
などというアドバイスを期待していたのですが拍子抜けです。
訂正してくれなかったら、もっと大々的にSNSに疑問を呈してみようかと思っていたので、ちょっとガッカリ。
とりあえず、生徒さんは12点も上がって判定も変わり、喜んでいました。
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