みなさま、こんにちは。
子供たちと日本と世界について英語と日本語両方で表現できるように真のバイリンガルを目指して勉強会を主催しておりますKayです。
昨年秋に中三の息子とドイツから母子で帰国、息子は帰国生編入試験から中高一貫校に通っております。
ほぼ全ての授業は英語で行われる国際科から高校は本人の強い希望で普通科へ転科しました。
私としてはなんとか英語だけは「取出し英語」をとって欲しかったのですが、本人は断固拒否。
英検1級デフォルトな国際科の英語がいかにハイレベルかは以前のブログでご説明したと思います。
「取出し英語」を落とす代わりに「英語ディベート部」に入ると約束していたのですが、見学に行くだけで、結局入部せず、帰宅部が確定しました。
せめて英語維持のために格安英会話オンラインレッスンなどをやってほしいとも思いましたが、こちらも拒否。
せめて、私と英語で話さない?![]()
と泣き落とし?ましたが、英語で話しかけても全て日本語で返される始末![]()
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約4年半インターナショナルスクールに高額を投資して身につけた英語ですが(本人はインターではなく、Youtubeとゲームで覚えたと言い張りますが)、このまま衰退していく一方、もしかしたら全く英語とは関係のない世界に生きていくかもしれません。(海外や欧米人が嫌いになってしまったので)
私の友人でも海外に住みすぎて、海外への憧れがゼロになって海外旅行すらしない子がいたことを思い出しました![]()
「英語ができるのは親のおかげ」なので承認欲求が満たされないのかもしれません。
国際科で自分より英語ができる人がごろごろいる中、本人が自身の恵まれた希少性に気づいていないのかもしれません。
アメブロを読むと多くの方が「おうち英語」に関心がおありですよね。
生まれた時から熱心に取り組まれているご両親の努力を拝読するにつけ、頭が上がりません。
でも、どれだけ投資しても、結局思春期になれば自我が芽生え「英語をやりたくない」と本人が決めてしまえば中学生レベルの言語能力でストップしてしまうということだけは、最近、身をもって感じています。
成功したように見えた私のおうち英語ももはやこれまでか。。。
私が息子のおうち英語を始めたきっかけは、たまたま中東駐在というインターナショナルスクールに通わせざるを得ない環境になり、小学1年生で日本に帰国。
自分にはない美しい発音を身につけた6歳の我が子を見て、この発音を失うのは勿体無い!
そして英語が話せることを誇りに思ってほしい!
人と違った経験をしたことを誇りに思って欲しい!と思ったことがきっかけで環境づくりに心を配りました。
言ってみれば行き当たりばったりです。
色々と英語を維持するため様々な教育本を読んで、「英語の発音」と「歯の矯正」は![]()
本人が後で気づいて身につけたくなっても手遅れになることが多い、と確信。
ゲームと漫画しか興味のない、人の話を聞かない小学生男子に自宅で英語で話しかけたり、読み書きを根気強く教えたりしてきました。
仲良しの友達はみんな英語ネイティブ。
詳しくは過去のブログのテーマ「おうち英語」をご覧ください。
小4後半で再び駐在となり、おうち英語のおかげでインターナショナルスクールはEALなしでスムーズに英語環境へ再スタート!
インターが「文法やスペリングを教えてくれない問題」もKAの通信を体験させてみたり、「日本語維持問題」も、新聞のコラムを使った日英の勉強会、グループレッスンを同級生を巻き込んで立ち上げたりと(その後好評につき、クラスを増設し一般募集もスタート。新聞コラムを教材に英訳と英検を意識したエッセイを書く教室は現在ほぼ満席のためお問い合わせ先はブログの最後にございます)工夫した甲斐もあり、日英言語能力も順調に伸びていき中2で親子で英検1級に合格することもできました。
その時はもう私が何か英語でしてあげられることはない、と感慨深かった。
でも、高1の今、もう本人は英語はやりたくないと。
もう見守るしかない
わかっていてもショックです。
本人の意思で日本語の世界を選んだのですから
「英語環境の中、日本語もきちんと維持した」とも言えるのかもしれません。(国語は大の苦手科目ですけど)
おうち英語に取り組んでいる皆さま![]()
上手く言えないですけれど、ご自身の時間や金銭的な面も含めて、バランスよく「おうち英語」を楽しんでください!
頑張りすぎないでくださいね。
英語は所詮、本当に道具でしかないのですから。
将来、息子が何かやりたいことを見つけてくれて、その時に昔やった英語が役に立ってくれるといいなあ、大学は日本でも大学院とか海外に行ってくれないかなあ、と思いつつ、全く英語を使わない人生になることもあると覚悟しよう、改めて子離れを決意したのでした。
(まだまだ未練がましい投稿が続くかもしれませんが。。)
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最後までお読みくださりありがとうございました。
