小学6年生国語、鳥獣戯画 | 海外で子育てしながら、古事記や日本語のお勉強

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こんにちは。

 

 

 

 

 

さあ、これはなんでしょうーー

 

かえると兎が何をしているのでしょうか???

 

 

読めますか?・⇧

 

 

 

 

これは、「鳥獣戯画」の一場面で、かえると兎が相撲をしているところなんです!!!

 

「鳥獣戯画」は、「鳥獣人物戯画」という全4巻からなり、「漫画の祖」ともいわれる、国宝の絵巻物で、この「かえると兎の相撲」の場面は、甲巻といって、第一巻の中に入ってるのです。

 

小学6年生の国語の教科書に、この「鳥獣戯画」について、スタジオジブリの監督で火垂るの墓を作った高畑勲さんが書いた読み物があります。

 

 

さすが、スタジオジブリの監督で、高畑さんがこの絵から読み取る分析力がおもしろいのだけど、⇧の絵を見てください。

 

兎は投げ飛ばされているのに笑っているし、投げ飛ばしたかえるの口から、線が書かれていて、「おっりゃあーー」といっているようにも見えます。

また、他のかえるたちの表情や格好もとても楽しげな様子がすごくよくわかりますね。

躍動感でいっぱいの絵で、この絵が、今から850年前の、平安時代の終わりに書かれたとはとても思えないんですよ!!!

 

どうやら、この絵だけでなく、すばらしい絵巻物がこの時代に作られていますねええ。

 

 

 

一つずつ見ていると、かわいくて、笑ってしまいます。

 

 

ところで、、

 

こんなサイトを見つけました!!

 

自分で鳥獣戯画作品を作って遊べます。

 

早速やってみました。。。

 

 

 

 

おもしろい。。

 

 

動物たちが、擬人化されて、リアルに動いているように見える絵を描き、長い物語を描いています。しかも、、まじめくさっていないところがいいですねえ。

 

 

ところで、、

 

高畑勲さんはこう書いています。。(国語。光村図書P.141-145)

 

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これら絵巻物に始まり、江戸時代には、絵本(絵入り読み物)や写し絵(幻灯芝居)、昭和時代には、紙芝居、漫画やアニメーションが登場し、子どもだけでなく、大人も楽しませてきた。十二世紀から今日まで、言葉だけでなく絵の力を使って物語を語るものが、とぎれることなく続いているのは、日本文化の特徴だ。

 

 

しかも、筆で描かれたひとつひとつの絵が、実に支援でのびのびしている。描いた人はきっと、何物にもとらわれない、自由な心をもっていたにちがいない。

 

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本当に高畑さんに言うとおりだと思うのだけど、私はもっと付け加えて、「絵の力を使って物語をかたるもの」だけではなく、今日本にあるたくさんのものが途切れることなく続いているのが日本文化の特徴だと思います。

また、平安時代は、このようにのびのびとした筆使いができるような時代だったこともわかりますよね。もし、生きるのにも必死だったら、時間をかけてこのような絵を描いたり、物語を作ったりできなかっただろうし、現代まで大切に保管されているというのもすごいと思うのです。(火災やなにかで一部が失われたということはあっても)

 

 

日本の国語の教科書って、いろいろいい話が載っているので、私は好きです。カナヘイうさぎ

 

 

 

ということで、最初の写真は、川越祭りの時、歩いていて見つけた

 

「鳥獣戯画」のうさぎとかえるの像でしたーーー!!

 

P.S

(でも、、なんで川越にあるのだろう??謎です。。)

 

 

それではまた!!