CDA一次試験 記述問題、論述問題への対策はこれ | CDA・キャリアカウンセラーライダー 新島左京のブログ

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CDA一次試験まであと2週間。

四択は何とかなりそうでも、
記述式や論述式は・・・って方もいるかと。


先日ご紹介した、「誰かに説明しているかのように話す」という方法、
続けていますか?

続けている方であれば、いつの間にか、記述式などなんでもないという
気持ちになっているでしょう。

ひとつ、出題してみましょうか。

シュロスバーグの理論で、転機を評価する4つの視点を述べよ

 ・合格ライン   : スラスラ淀みなく言える
 ・ギリギリライン : 1分くらいで、何とか4つ思いだせる
 ・不合格ライン  : 思い出せないのが1つ以上ある



すらすら言えるなら、まず間違いなく、試験でもすらすら書けます。
つっかえるなら、試験ではもっとつっかえます。
思い出せないなら、試験でも思い出せるわけがない。

いいですか、
これからの2週間は、とにかく思い出すことに、
アウトプットに重点を置いてください。

せっかくいままでインプットしてきたのだから、
試験にアウトプットできなきゃ、悔やんでも悔やみきれないじゃないですか。


誰か捕まえて話す、あるいは、誰かに説明するよう話す(独り言を言う)やり方が優れているのは、
ちゃんと覚えていないことは話せないからです。

つまり、自分の弱点がすぐわかり、
すぐその場で覚え直すことができるのです。

覚え直したら、すぐにまた、声に出して説明してみてください。
その場で、すらすらできるようになるまで。
合格ラインは、すらすら言える、ですよ。


話す(説明する)課程で、自分の声を聞くことにもなっているのがわかりますか
これは、話しながら、同時に情報を耳から再インプットを行っていることになり、
記憶が強化されるのです。

大事なのは、「声に出すこと」ですからね。

心の中で言うだけだと、必ずごまかします。
こんな風に。

「ええと、4つってのは、深刻さとタイミングと、なんだっけな、
 影響力みたいな感じだったかな、それから持続力とかそんなヤツだ」

思い出すのは、正直、シンドイ作業です。
心の中だと、無意識のうちにシンドイことを避けるのが人間。
だから、甘くなってしまうのです。


さきほどの出題を、少し難しくしてみましょうか。

シュロスバーグの理論で、転機を評価する4つの視点と、
それぞれの視点の内容について○○字以内に述べよ


となるのが、論述問題の一例です。

これも、説明するように話すやり方でカバーできます。

 「一つが転機が起きたときのタイミングだよ。
  その人の人生の中で、転機が起きたのが時期的に良いときなのか、
  悪いときなのかによって、本人の見方に与える影響度合いが違ってくるでしょ。
  また、転機に対する準備期間がどれくらいあるかも、タイミングの問題だね」

なんて説明になるかもしれません。

(あ、試験で解答を書くときは、もっと簡潔に書くのですよ)


もちろん、解答を紙に書き出しても良いのですが、
時間がかかりすぎるでしょう?

記述も、論述も、「テキストに書いてあるとおり」に言える(書ける)必要は
ありません。
キーワードを外さなければOKです。

先ほどの4視点であれば、

 「深刻さ」「タイミング」「コントロール」「持続性」が、

絶対に外せないキーワード。

「タイミング」のところだと、

「時期が良い、悪い、準備期間」がキーワード。

テキスト通りでは無く、「良い時期か悪い時期か、準備期間の有無」と
書いたとしても正解です。
テキスト通りじゃ無いけど、キーワードが入っていますからね。


スラスラ話せるなら、書けるのです。
2週間、毎日取り組んでくださいね。