貝の仲間は4億5千万年前頃に進化して、現在は大きく7つのグループ(綱)に分かれ、その中には、二枚貝が含まれる二枚貝綱、タコなどを含む頭足綱、巻貝を含む腹足綱などがあります。同じ貝でも、二枚貝と巻貝は、かなり前に枝分かれしたことがわかります。

 農大稲花小の子どもたちが北海道オホーツクキャンパス宿泊学習で行く流氷館で見られるクリオネも、腹足綱で巻貝の仲間です。ただ、クリオネは成長して大人になると貝殻がなくなるので、あのような姿になります。

 水族館に行くのはとてもよい勉強になります。また、食事の中で、あるいはスーパーマーケットで、アサリ、ハマグリ、たまにはサザエなどを見たり食べたりすると、二枚貝と巻貝について理解が深まることでしょう。

 鎌倉を舞台にした鎌倉を舞台にしたテレビドラマ「最後から二番目の恋」では、浜辺で拾うサクラガイの貝殻が一つの大切なアイテムになっていました。浜辺での宝さがし、私も浜辺での貝殻拾いが、好きです。

 陸上にあがった巻貝としては、カタツムリがありますが、都内で見かけることはめっきり減った気がします。カタツムリを飼育して卵を産ませることも楽しい経験なのですが。

 

 これは能登半島で牡蠣を味わったときの画像。

 牡蠣の貝殻の上にはフジツボがついています。フジツボは貝のように見えますが、エビ・カニのような甲殻類の仲間です。能登半島地震では大きな被害がありました。牡蠣小屋の皆さんはどうされているでしょうか。