秋の新蕎麦は、生産地によっても違いますが、10月から12月に出回ります。蕎麦の旬と言えます。
蕎麦でも有名な深大寺には、そば守観音があります。
古いものではありませんが、右手にそばつゆの徳利を、左手には蕎麦の実をもった観音様です。珍しいと思います。なお、練馬区には「延命蕎麦喰地蔵尊」が、また葛飾区には「そば地蔵尊」があるそうなので、これは機会を作ってぜひ行ってみたいものです。
少し前になりますが、その日は、耕作放棄地なども活用して人気の蕎麦粉を提供している赤城深山ファーム産と、茨木健農業試験場が行く出した品種常陸秋そばの九割蕎麦というのを味わいました。
考えてみると子どものころは、そばとうどんの区別もあまりなく、というより、できないままに味わっていた気がします。最近はそこに、ラーメンや、スパゲティや様々なパスタ、そのほかいろいろな麺類があるので、子どもたちも覚える?のは大変ですね。でも、それぞれの麺の名前、由来、材料などを知るのは楽しいことです。

