今日、JAおやま桑集出荷所で、今年最後の繭の出荷作業が行われたそうです。明治初期に政府の期待を担ったのは製糸産業であり、官営模範工場富岡製糸場も建設されました。保存されている建物は、国宝そして世界遺産です。

 都心の一等地、千代田区の帝国ホテルの並び、日比谷公園の向いに、農産陳列所および蚕病試験場跡があります。

 1883年に設置された農業陳列所は、博物館の機能をもたせたものだったと記されています。日本の博物館の父といわれる田中芳男が、東京農業大学の前身、大日本農会附属私立東京高等農学校の初代校長だったことも、思い出されます。

 

 東京農大には「食と農」の博物館があります。農大稲花小の子どもたちも、博物館に体験学習に行き、すっかりおなじみです。