14日に日銀は、金融政策決定会合で、
デフレ脱却に向けて物価を
「前年度に比べて1%をめどとする上昇」
を目標としました
ちなみにここでよく耳にする言葉
インフレとデフレについて簡単に説明したいと思います。
「インフレ」
モノの値段が上がり続けることで、インフレーションの略です。
インフレになると通貨の価値は下がります。
通貨がまるで紙きれのように価値が下がった
ロシア(1991~1993)の「ハイパーインフレ」は有名ですね。
私も…む~か~し~社会の教科書で学びました。
このころ…何と
100円のジュースが7000円にもなったそうです
「デフレ」
インフレとは反対にモノの値段が下がる続けることです。
デフレーションの略です。
バブル崩壊後の日本はずっとそれに当たります。
デフレがどんどんどんどん進行していくこと広がっていくことを
「デフレ・スパイラル」と言います。
景気が悪化
↓
モノが売れない
↓
値下げして売ろうとする
↓
収益が下がる
↓
給料も下がる
↓
モノの購入を控えるようになる
↓
さらに景気が悪化
↓
ますますモノが売れない
子供のころ一個200円位だった普通のハンバーガーが
100円で買えるようになった時は衝撃的でした
牛丼も破格の280円…
デフレの象徴ですね。
話を戻しますが「1%の物価の上昇…が目標」とは
1%のインフレをめざすとしたわけです。
約65兆円の追加金融緩和が決定しました。
ゼロ金利を含む金融緩和策が出されたことにより、
長い金利の低下になることによって
企業も個人も、銀行からお金が借りやすくなります
それによって、消費や企業の設備投資、そしてさらに雇用へと
つながれば…
デフレからの脱却を期待できます
日本経済の暗闇から早く、少しでも抜け出したいですね。
東日本復興も含めて考えていきたい問題です。