昨夜
娘の病院を出た時は
かなりの暴風が吹いてたのに
すぐ近くの駅に着くとほとんど風はなく
地形の差で
こんなにも違うものなのかとびっくりした

今回の大型で強い台風
どうか被害が最小ですみますように



MF ICUに入っている娘が
緊急入院してから18日経った

手術は無事に成功したけど
大きな点滴の副作用が
いろいろ出て来たので
2日前にその点滴が外れ
点滴は一つだけになった

今、部屋の外の廊下を少しだけなら
車椅子で動けるようにもなった娘
最初に比べれば体は回復してきている

 赤ちゃんの方も
先日受けた心臓の検査は
外部からの専門の先生と四人で
診てくれたけど大きな異常は無かった
最初から言われていた病気も
今のところそれ以上悪くなっていない

それはいいんだけど
新たに二つ病気の兆候が
出てきてしまった
疑いの段階ではあるけれど
多分確定と思う

娘のお腹の状態と
赤ちゃんの病気との兼ね合いで
今後緊急の帝王切開になる可能性が
出てきたけど
基本は出来るだけお腹の中で
一日でも長く
赤ちゃんを育てる事に変わりはない


娘は妊娠23週と3日
24週になると生存率が上がる

 ICUの廊下に保育器が並んでいて
別な壁にはその保育器に入って
無事に成長した赤ちゃんの写真が
ママのコメントと共に飾られている

昨日見ると新たな赤ちゃん達が
加わっていて
最短で23週と0日の赤ちゃんが
いてた
超早産の赤ちゃんでも無事に育って
何ヶ月か後に退院出来たんだなあと
「良かったねえ」と嬉しくなる

でも
早産のリスクだけでなく
娘の赤ちゃんみたいに病気がある
赤ちゃんもいたりするのも事実

どんな事を
どんな治療をしても
生まれる子と生まれない子がいる

どんな治療をしても
育つ子と育たない子がいる

最後はその赤ちゃんの持つ生命力に
委ねられる
赤ちゃんの持つ運命によって決まる

昨日は娘の赤ちゃんの新たな病気を知って
夫と二人で病院へ行き
娘を励ましてきた

毎日、毎日
一日、一日
不安な気持ちで戦っている娘を
娘の気持ちに寄り添い
励ますことしか出来ない夫と私

来週は娘夫婦と彼のママと私の
四人で赤ちゃんの病気と
今後について
先生方の説明を聞く事になっています

いつ緊急帝王切開になっても
いいように
心づもりはしないと と思います

今日は台風の影響で
義息子の会社はお休みです
元々は新しい家の
立ち会い検査の日だったのですが
これも台風で来週に延期されました
娘が不在なので
義息子のご両親と私達家族も
立ち会う事になっています

新しい家ではぷうとチロのために
ペットスペースを一部屋作った娘
赤ちゃんのために子供部屋も
作った娘

何から何までこだわって
建てた家なのに
マンションの引っ越しにも
新しい家の引っ越しにも
何一つ参加出来ない娘

老犬のぷうが娘のいない
新しい家で病気になったり
亡くなったりしないように

外国によくある
ピンクの壁紙、ピンクのドアの
可愛い子供部屋に
赤ちゃんが無事に生まれて
ベビーベッドで寝ていますように

祈る事しか出来ない私です


*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*