当たり前の事だけど
人の好みって本当にそれぞれですねえ。

何の話かって?
いえね  エルの事です。
エルのカットの話です。

美容院から帰ったエルを見た夫は
開口一番
「可愛くなったなあ。エル
  お前はやっぱり そのカットが一番似合うよ。
と言うかそのカットしか似合わへんな」と
言います。

反対に、晩にエルを見た息子は
「あっ、カットが変わってる 
リーゼントでなくなってる
エルみたいなビビり犬はリーゼントの方が
凛々しくていいのに 残念やなあ」と
嘆いていました。

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左はいつものカットのエル
右は前回のリーゼントのエル
どっちもビビり犬エルだけど
見ようによっては確かに息子の言う通り
リーゼントの方がちょっとだけ男っぽく見えるかもしれない。
息子は伸びたらもっとカッコ良くなると
期待してたらしい。
それなのに今回 またいつものカットに戻ってたから嘆いてた。

本当に人の好みってそれぞれなんだなあと
改めて思ったわ。

ちなみに私は、基本は今のカットでいいけど
たまには違うエルを見たかったから
リーゼントが良かったんだけどね。

いつものカットはバリカン仕上げだけど
リーゼントはハサミ仕上げなので
時間も手間もかかるのです。
そんな手間がかかるカットをエルのために
してくれたトリマーさんにも
申し訳なかったんだけどね。

でも、まあ、エルのお散歩係の夫の意見を
最優先にしなくてはね。

夫ねえー。
このお方は小さい事には一切こだわりません。
こだわらないけど、大きな事、大事な事には
こだわりますね。

前にもね。
家を建てた時に
お年寄り六人と私達家族四人の10人が
同居する大きな家を建てた時にね。

夫の出した条件は
周りに迷惑のかからないように

火災の事を考えて
①木造ではなく鉄骨住宅にする事
(寝タバコをするお年寄りの為に部屋に
火災報知器も付けましたね。)

②お年寄りの負担がかからないよう
仮住まいが短くて済む住宅会社にする事

この②点でした。

他は私とお年寄りに任せましたが
この②点は譲りませんでしたね。

その時ね。
古い家の庭に背の高い大きな灯籠があってね。
伯父が残したいって再三夫に言ったんだけど
夫は  地震が来て万が一 隣の家につぶれたら
危ないからってガンとして拒否したの。
で 流石の伯父も渋々諦めはったの。

伯父であれ誰であれ もちろん妻の私であれ
全体の調和が一番大事だから
それを乱すのは困るって考えの持ち主なのね。
何事でも大きな事さえちゃんと決めたら
他は、小さい事はそれぞれに任せるって考えだから ある意味楽と言えば楽だけどね。
大きなところでは慎重に調和の取れた判断が
出来る人だから、その判断さえ尊重すれば
本当にやりやすいの。

そんな夫だから大丈夫だと思ったんだけどね。
犬のカットくらい大丈夫だと思ったんだけどね。
リーゼントは嫌やねんて。笑

まっ、今回は 賢い妻は
夫の言う通りにしてあげました。

一番いいのはエルに聞けたらいいんだけどね。

エルは一体 自分のカットはどれがいいん?と
ヘアカットの本を見せてあげたいワタクシです。

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