「犬用ワクチチェック」ロゴマーク

 

この度、当院では動物に優しい獣医療の一環として、ワクチネーションによる副作用の発生率軽減及び最適なワクチンプログラムの作成を目指し、犬用ワクチチェックを導入致しました。

犬用ワクチチェックとは少量の血液でジステンパーウイルス、犬アデノウイルス及びパルボウイルスに対する各IgG抗体の有無を検査するためのキットです。すごく簡単に言ってしまうとワクチンにちゃんと体が反応しているかを確認するためや混合ワクチンを今年打つ必要があるのかを判断する一つの材料となる検査になります。海外では30か国以上で使用実績があり、今年から日本でも使用が開始されています。

 

実際日本での使用例や信頼性などの情報を集めながら導入するタイミングを見計らっていましたが、当院でも問い合わせが増えてきたこともあり、様々な情報を判断したうえでこの度導入することになりました。

 

現在ワクチンプログラムについては様々な意見があり、どの情報を信じていいのか迷っておられる飼い主さまもおられるのではないかと思います。

当院は「年齢や環境、アレルギーの有無、ワクチンに対する体の反応の仕方、飼い主様の考え方などを考慮し、その子に合ったワクチンプログラムを見つけて実施していく」という考えが一番いいのではと思っています。そういったワクチンプログラムを実施していくために犬用ワクチチェックの導入は必要であり、その使用によってより負担の少ないワクチネーションが実現できると考えています。

 

具体的には毎年ワクチンを接種していた時期にワクチチェックで抗体の有無を検査して、今年のワクチンの必要性を調べてから打つ、打たないを判断する。そうすることで接種回数を減らし、本当に接種しなければならないときにだけ接種していくことが可能になります。また、子犬の3回目のワクチン(16週齢以降)終了後1カ月以上あけて検査することでちゃんとワクチンに対する免疫反応が起きているかを確認することも可能になります。

 

これからワクチンプログラムについて見直してみたいという方や、下記のような悩みや疑問をお持ちの飼い主様は一度、当院までご相談ください。

 

・毎年1年に1回混合ワクチンを接種してきたけど、高齢になってきたし出来るだけワクチンの回数を減らしたい。

 

・混合ワクチンはそんなに頻繁に打たなくていいって最近よく聞くけどどうしたらいいのかよく分からない。

 

・ワクチンに対してアレルギーが出たことがあるから接種したくないけど、打たなかったら感染症も怖いし、念のため、いつもステロイドなどの注射を一緒に打っている。

 

・子犬にワクチンを接種したけど、ワクチンに反応しない子もいるって聞いたし大丈夫か確かめたい。

 

・保護犬を引き取ったけど今までのワクチン歴も分からないし、今ワクチンを打った方がいいのかが分からない。

 

・今、病気で治療中だけどワクチン接種の時期が来てしまった。打たなくて大丈夫か心配。

 

<注意>

この検査のみで混合ワクチンの必要性を判断するわけではありません。レプトスピラや犬パラインフルエンザウイルスの予防、飼育環境など様々な要因を考慮してワクチン接種の種類や方法を考えていく必要があります。詳細は当院までお問い合わせください。 院長 金本武憲