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リーダーの人間分析講座,コミュニケーション力をつける

人間分析にもとづくコミュニケーション能力で、人材育成力、指導力をアップする


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人間の価値観には10種類あります。そのどれを重視している人かを見極めると、リーダーシップが格段につきます。

コミュニケーションスキルと感受性の知識を併せ持つことが、これからのリーダーにとって、たしなみになるということです。

例題:いつも言っていることなので、よくご存じの方にはおわびします。

船が座礁してしまい、乗客は救命ボートに乗り移ろうとしました。ところが、人数が多すぎて、何人かは岸まで泳いでいかなければなりません。どうやって説得するか。

イギリス人には
「ジェントルマンらしく行動してくれ」

ドイツ人には
「船長の命令である」

イタリア人には
「君は飛び込むな」

アメリカ人には
「保険に入っているから大丈夫」

日本人には
「みなさん、泳いでいますよ」

傑作なジョークですよね。いつも笑ってしまいます。

さて、今日は、このなかで“日本人”について考えてみましょう。

人と違っていると落ち着かないタイプがおります。

もちろん、すべての日本人がそうではありませんが、そういう人が多いのも事実です。

若い人のファッションを見ていても、女性はみな同じような格好をしているし、似た靴を履いている。

となると、女性にこのタイプが多いのでしょうか。

個人行動はともかく、企業行動となると、少し違う要因も考えないといけないかもしれません。

これはある意味、成功体験に根ざしているのかもしれません。

「欧米に追いつき追い越せ」で成功してきた体験です。

先進事例を自分のなかで昇華し、よりすぐれたものを生み出す能力です。

これができると、なにも自分からイノベーションを興す必要がなくなります。

なにしろ、無から有を生み出すことはなみたいていのことではできません。

その点、模倣と改良は楽と言えば楽でしょう。

上下型2種の得意とするところです。

話は変わりますが、日本の組織というのは、異端を嫌う傾向があります。

たしかに「一致団結」と言った言葉が日本人は好きです。

しかし、度が過ぎると、個性を殺して、組織の大勢の意見に服従させる、あるいは組織から排斥するという行動をもたらしかねません。

パナソニックの中村邦夫会長は2001年に社長に就任し、その後会長となって、10年以上トップとして君臨してきました。

この中村時代の戦略失敗が、今日のパナソニックの悲惨な状況を招きました。

2006年には、もはや液晶には勝ち目がないとわかっていたプラズマに設備投資をし、さらには液晶にも投資。

液晶がコモディティ化したにもかかわらず過大な設備投資をつづけ、自社で完成部品を組み立てるという戦略をつづけてテレビ事業部は壊滅的になりました。

そもそも、途中でプラズマ事業から降りればよかったのに、金をつぎ込みました。

ばくちで負けがこんでいるのに、降りることができずにずるずる続ける--水戸黄門に出てくるどうしようもないオヤジみたいです。

また中村氏は、松下のお家芸であった事業部制を廃止しました。

リストラするには、この仕組みの方が効果があり、たしかに最初の数年は営業利益が高まったそうです。

しかし、そのために、開発力が失われ、いまでは新しいネタがないとも言われています。

そして、中村氏は会長就任後も「院政」をしき、意見を異にする役員を排除し、「中村絶対王政」を築いたとされます。

パナソニックは、ひどいリーダーをかついだものです。私は、ずっと前からおかしな戦略だと思っていましたから、やはりそうかという感想しかないのですが。

ですから、中村氏の戦略自体あれこれ言う気はなく、それよりもどうしてこういう人が社長に選ばれたのかに興味があります。

そのへんの事情を調べようとしましたが、残念ながらいまのところ発見できていません。

ところで、パナソニックの経営実態がみかけと異なり、かなり悪くなりつつあるとき、提灯をつけるジャーナリストがいました。

財部誠一氏がそうだそうです。

引用:噴出する中村邦夫相談役、大坪文雄会長に辞任を求める声! 過去の経営判断ミスを認めない限りパナソニックの再生はない  | 井上久男「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社])


テレビ局に売り込んで、パナソニックの会社訪問のようなことでテレビに撮してあげる。

パナソニックの本を書いて、よいしょしてあげる。

見返りとして、広告費や仕事をパナソニックからもらう。

また、知名度を利用して、1時間50万から100万円で講演をするのだそうです。

もうパナソニックは使えませんから、今度はトヨタに働きかけているのだそうです。

うまい商売はあるものです。私もあやかりたいですなあ。

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■関連記事
体形と感受性(行動パターン)の両面から見ることができるので、人付き合いではたいへん役にたちます。
10種類の人間行動(感受性)を学ぶと有利

■関連資料:佐藤直曉著『リーダーの人間行動学』
人間の行動基準パターンとその理論を簡単に紹介しながら、応用として、歴史上の人物の行動分析を行っています。歴史上の人物には極めて強い個性をもっている人が多く、そのため特徴がはっきりでやすく、人間分析が比較的容易です。したがって、勉強材料としてとてもよいのです。

扱っている人物は、南極探検家スコット、乃木希典、空海と最澄、ショパンとジョルジュサンドです。 いずれも、極めてユニークな個性の持ち主ですので、特徴がわかりやすく、理解しやすくなっています。

各人物には、それぞれ質問を用意してありますので、読者はそれを考えれば、一層人間分析の意味が理解できるでしょう。
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