其は神の御業なりや 其は神の御業なり

其は神の御業なりや 其は神の御業なり

 

御手によりて顕れし 三重の壁を崇め給え

 

汝 疑う事なかれ 汝 神の御業を

汝 此れ侵すべからず 汝 聖なる壁を

 

Maria Rose Sina

三柱の女神よ 我らを守り給え

 

 

 

※Linked Horizon 2nd Album「進撃の軌跡」より

※歌詞カードに書いてあるままに書き起こしています。
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※誤字脱字等あればその都度訂正いたします。

 

 

壁の彼方 駆けだす影 皆を連れて 南目指す

兵馬の群れ 平和の為 礎となる 意志を抱いて

 

―だが

 

今は独り 今際の≪同胞≫ 切り捨てても 北を目指す

上手くいかず 馬を無くし 原始的に 原野を奔る

 

壊れた装置は投げ棄てた 鍛えた己の足で往く

世界が何れほど無慈悲でも 私は最期まで屈しない

 

文明の恩恵とは何か?

剣の代わりに取った(ペン)を 戦う意志で走らせ

 

武器を構え 不気味な森 翳りの中 壁を目指す

震える手で 古い(手帳) 記したのは 知り得た事実

 

恐怖はいつでも牙を剥く 弱音を吐くのを待っている

自由を求めて踏み出した 私は最期まで屈しない

 

 

木立の陰に 不意に現れた 巨人は何と!? 口を開き―

「…ユ…ミル…の…たみ……」「…ユミル…さま…」「よくぞ…」

―と 意味の有り気な 言葉紡ぐ……

 

その姿には… 知性の… 煌めく… 素養あり…

意志の… 疎通が… 可能と見た…

私は… 言葉を… 振り絞り… 投げ―

 

かけた問いに 言葉はなく

ただ… うめき声だけが 森の静寂に響く

 

人類史上初めて 巨人と意思を通わせた……

そう思ったのは幻想 現実はいつも限界で

 

上回る… 許容量… キレた… 私は…

矢継ぎ早… 悪意を… 射ちだす… 「この世から消え失せろ!!」

 

 

代わる代わる 変わる事態 怒号の果て 何処を目指す?

追われる影 終わりのない 問いに惑う 遠い空の下

 

潰えた希望に背を向けて 背負った(翼)を翻し

儚い明日へと走りだす 私は最期まで…

 

 

手にした全てが奪われる 最後は誰にも訪れる

人生が何れほど無意味でも 私は最期まで闘った

嗚呼… 私は最期まで屈しない……

 

 

 

※Linked Horizon 2nd Album「進撃の軌跡」より

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狩人だと嘯いた お前は餓えた獣

「馴れ合うくらいなら 死んだ方がマシだ」と吠えた

 

血に塗れた屍の 光無き瞳が射る

「牙を無くすのなら いずれ憾むだろう」と唄う

 

不条理なもんさ 人類は 小さな勝利でさえ

引き換えるには 余りにも大きな ≪代償≫を背負わされる

 

犬死にしたい訳じゃない… なぁ… 死んでも死にきれないだろ?

その遺志は 無駄じゃない このままじゃ 終わらせない

奴等を 根絶やしにする迄は……

 

この美しき残酷な世界では―

 

夕闇に染まるのは 標的か己か

弓なりに弾け飛び 獲物を屠れ≪狩人の意思よ≫

黄昏に放たれた 迸る衝動が

群れを成し穿つのは――

 

紅蓮の(座標)

 

 

楽園を彷徨える 哀れな人影

彼らにも 大切な 誰かがいただろう

 

真実を求めても 歪な硝子は

異なった虚像を映す 覗き込む顔の数だけ

 

不合理なもんさ 世界は 僅かな好機でさえ

手に入れるには 余りにも過剰な 対価を払わされる

 

犬死にさせたままじゃ… なぁ… 悔いても悔い足りないだろ?

この遺志よ 時を超え 何度でも 受け継がれ

その道を 報われるまで進め……

 

この美しき残酷な世界では―

 

夕暮れに揺れるのは 哀しみか憎悪か

購えぬ罪を抱き 獲物を屠る≪進撃の意思よ≫

≪憧憬≫に呪われた 止めどなき衝動が

名を変えて辿るのは

 

紅蓮の(座標)

 

吠えることしか出来なかった あの日の少年は

≪調査兵団の装備≫を取り 多くの仲間を得た

いずれ 進撃の(嚆矢)は 斜陽の空を貫く

≪始原と終焉が交差する点≫めがけて!

 

 

 

※Linked Horizon 2nd Album「進撃の軌跡」より

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あなたを 叩き起こし 今日も騒がしい一日が始まる

「好き嫌いせず、野菜も食べなさい!」と

また効き目の薄い小言を 繰り返す

 

今日もまた 泥だらけになって 傷を作って帰ってくるのかしら?

心配ばかりで 小皺も増えるわ

まったく 男の子の母親なんて なるもんじゃないわ!

 

けれど

そんな毎日を 私は愛してた 本当は 残酷なこの世界を

嗚呼… 時間よ止まれ 穏やかな日常をずっと

ずっと… ずっと… ずっと… あなた達と 生きたかった……

 

でも それは愚かな願い 人はいずれ死に逝くもの

子は育ち 親を超えて行く それが それことが幸せ

 

 

平凡な私は 長い間 自分の命以上には

価値のあるものを 見つけられなかった

あなたが 生まれるまでは……

 

――だから

特別じゃなくても 人より優れてなくても

誰かに認められなくても

あなたは生きてるだけで 既に偉大なのよ

お願い どうか忘れないで――

 

例えあなたが生まれた事を いつか呪う日が来たとしても

信じているわ あなたの行く道は 間違ってなどいないと

どうか 自分を信じて――

 

 

最期の空に 羽撃く(鳥)よ

どうか あの子に伝えておくれ

愛しているわ 愛しているわ

 

 

う ま れ て き て く れ て あ り が と う

 

 

 

※Linked Horizon 2nd Album「進撃の軌跡」より

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今君の瞳の前には どんな景色が広がっている?

高い壁に遮られた視界 何が見えるのだろう?

 

空を征く(鳥)の眼には どんな地平が映っている?

高い壁に鎖された未来 君は壊すのだろう?

 

紅蓮の灯を纏い 水平線の彼方へと

沈みゆく この夕陽を 君は何時か 必ず追い越して

紅蓮の(矢)のように 己をも灼きながら

遥か自由へと進むだろう……

 

 

血に萌える草の芽には どんな希望が宿っている?

高い壁に護られた世界 何れ変えるのだろう?

 

紅蓮の花が咲き 弔いの鐘が響く

名も知らぬ どの戦(果)も 道を通り 必ず憶い出す

紅蓮の(矢)のように 過ぎ去りし時を超え

絶えず自由へと進むだろう……

 

 

これからも続く戦いは 更に苛烈さを増すけれど

今君が其処に立つだけで 誰かの勇気になっている

 

嗚呼… 二ヶ月後の君へ 何を言えば良いだろう

言葉の無力さを 噛み締める……

 

(紅蓮の(灯)は 13の冬を巡り)

 

燃え尽きる その(軌跡)は 僕が全て 必ず詩にする

紅蓮の(矢)のように あの空を翔け抜けて

君は自由へと進むだろう……

 

君はまだ何も識らない 世界のことも本当の敵も

広がる地平未知の世界へ 夢見る時を終えて旅立とう

 

奪えない自由は 何時だって 其処にある

全てを背負い さぁ 征こうぜ!

 

 

―立ち向かい続ける 二ヶ月後の君へ

 

 

二月某日 某所にて

 

 

 

※Linked Horizon 2nd Album「進撃の軌跡」より

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