こんにちは!

個別指導塾「エルクレードル」薬円台校の長島です。

 

 

 ↑これ超面白かったですよ!

(最近、こんなネタばっかりですが笑)

 

原作の漫画を読んでいないと分かりづらい内容になっていましたが、

読んだことがあるならとても見応えのある内容になっていました。

 

↑クライマックスでは映画の観客がまさに、この状態でした笑

 

 

 

↑小中学生には近日公開のこちらもオススメです。

 

私はこの映画の原作の小説を読んだことがありますが、

主要な登場人物全員が不登校児という面白い設定でした。

(鏡の中のお城で皆が出会うというファンタジー小説です)

 

 

不登校の子どもたちは、
世間がいう幸せや普通が自分にとっての幸せとは限らない、
ということに早めに気付きやすい子どもたちです。

そのために早くから、
自分が本当に望むものは何か、
何をしたいのか、

何をすれば幸せなのか、
ということについて、考え始める子どもが多い。

 

 

だから不登校になれ、というわけではありませんが笑

しかし、彼らの生き方や道を外れた苦悩から学ぶことは多いと思っています。

 

 

我々の大人社会でも、

「働き方改革」が叫ばれて5年が経ったいま、
日本人の長時間労働が是正される一方で、
今度は、働きがいを感じない人が増えているということで、

次は、

『働きがい改革』

が必要だそうですね!


最初に聞いたときは
ジョークなのだろうと思って笑ってしまいましたが笑
真面目な話なのだと知って、襟を正しました。

「長時間労働の是正」と「働きがい」は
トレードオフ(両立できない関係)ではないと思うものの、

長時間労働に充実感を求めていた側面もきっとあったのでしょうね。


働きがいの回復をサポートする会社(というのがあるらしい)の方は
「会社がこうすればいい、という明確な答えはない」
と、インタビューに応えていました。


私は企業が個人に「働きがい」を与えることは
なかなか難しい場合もあるだろうと思いましたが、
(商いの原則は利他からの発想であり、利己ではないからです。

 でも常にどうしたら従業員にやりがいを感じてもらえるかは考えていますよ。

 一方で、会社から具体的に指示された仕事だけやっていたら

 働きがいがないのは当たり前だ、とも思います)


コロナ禍が続く中で、

サービス業に従事する人間の雇用が維持できず減ってきているそうで、

(特に飲食業では従事者が20%も減ったとか。

 新人への入れ替わりを加味すると、相当ベテランが戦線離脱したはずです)

日本が得意としてきたはずのサービス業の質が

海外の方がまだマシというほど著しく低下してきている、という報道も聞かれ始めました。



ただ、

個人や自分自身で働きがいや生きがいを考えるときには、
私はそれをあまり難しく考える必要はないと思っています。



働きがいがない

あるいは、

生きがいがない


毎日が充実しておらず、つまらない


それはなぜか。


それは、

簡単なことです。



あなたが持てる能力のすべてを発揮して、挑戦していることがない


からですよ。


お金が一生で使い切れないほどあっても、

生きがいがない、
幸せを感じない、

という人が必ず出てくるのは、そのためです。

経済活動を目標に生きてきて、
達成したら目指すものがなくなってしまったということです。


お金がたくさんあれば幸せになれると思っている人が
子どもから大人までとても多いと思いますが、

お金があれば貧困にはならないだけです。
(それも大事なことではありますが、

 第一の目標にするほど日本は貧しくないと私は思う)

手に入れたら幸せになれると思って渇望してきたけど、

実際に得てみると、自分が求めていたものはこれではなかったと知る。

 

美味しいものが毎日食べられたらいいと願ってきたけど、

実際に毎日食べたらすぐ飽きた。

 

いい家、いい車、いい時計、いい酒、

 

どれも手にしてみると、

周りには「幸せだね」と言われるが、

 

自分は、満たされない。

 

そうしたことが時としてありますね。

その代表選手としてよく出てくるのがお金です。


私は人が幸せになる方法は、
基本的にはただ1つだと思っています。




それが「自分の能力を出し切って生きること」です。


子どもが遊ぶのを見ているとよくわかります。

全力で走り、
全力で考えて、
全力でコケる笑

実に楽しそうですね。



大人になるとできることが増える分、
能力を出し切るということと、
出し切れるフィールドを見つけるのが難しくなりますが、

そのフィールドを経済活動に限定する必要もありませんし、

何かこれだ、というものを常々探していくべきです。
 

これにはすぐに答えなんて出ません。

年単位で時間がかかって当たり前だと思います。

 

40代や50代でようやくそれに気付き、何かを探し始める方もとても多いと聞きます。

(それでも遅くはないと思いますよ。

 少なくとも死ぬまで気付かないよりはずっと良いはずです)

 

 

自分が何をしたら幸せなのかを考えていく。

自分はどうやって生きていくことが本当の幸せなんだろう?

何が好きで、何がやりたいんだろう?

何に、誰に共感するんだろう?

 

すぐに答えが出なくて苦しいけれども、

それでもいつも、ずっと自分自身に問いかけ続けていたら、

「あっ!?」と、琴線に触れるものに気付く。

これはそういうものです。


私たちはいま現在に生きていますが、

良くなっていく未来や希望が見えていないと元気に生きていけません。



私たちは、
経済活動(学校と仕事に言い換えましょうか)
や、
余暇(漫画とゲームとYoutubeとインスタとTiktokに言い換えましょうか笑)

には、非常に多く時間を使って生きていきますが、
自分自身について考える時間は思いのほか少ない。


そうしたことを考える時間を、
若い頃からもっともっとたくさん用意した方がいいと思います。



「お金」、「安定」、「感謝されるから」

生徒さんたちの進路選択の理由を聞いていても思うことがあるのですが、

外的な要因を頼りに進路を決めるのは、
あやういのではないかと思うことがあります。

お金や安定が第一の目標だと達成すると目標が失われ、
感謝が目標だと感謝されないと不満を持ちますし、
いずれにせよ自分の満足が他に依存していることになります。


振り返って、


自身の能力を全部発揮してできる限りのチャレンジを行いたい


という視点を持っている人はあまり見かけません。


1「給料が多い」
2「休みが多い」
3「楽しい」

1~3のどれかが当てはまる仕事は良い仕事、
という話も聞いたことがあり、

それを聞いた当時は「なるほど確かに」、と思ったものですが、

 

しかし、今改めて考えてみると、
たぶん1,2はブラフ(はったり)で、本当は3だけが正解に近いです。

(仕事の他に1番の生きがいがあるならいいと思いますよ)


楽しいというのは、
自分の能力が十分に発揮できると当人が感じているということですから。

どれもゼロでは困りますが、

1,2の視点で仕事を選んでもあまり幸せにはなれないと思います。

(周囲はどう言うかはともかく、少なくとも当人はそうです)

 

 

冬休み、という時間があるのは、良いことです。

(もっと子どもたちに休みをくれ笑)

 

どうぞ皆さん、

思索を巡らす素敵なクリスマスと年末をお過ごしください。

 

 

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