クラピアが敬遠される理由の中で断トツなのが「冬の見た目の悪さ」です、下の画像を見ると分かるのですが、ランナーと呼ばれる匍匐茎がヘビのようにのたうち回るので、お世辞にもキレイとは言えません。
どうしてこのように見た目が悪くなるのか、原因が分かれば対策をとることで解決することができます、原因はクラピアのランナーが木質化することによって引き起こされます。
クラピア用防草シートを使用して植栽し、通根不良などの不具合が発生すると木質化しやすいので、冬の見た目はご覧の通りの有様で最悪になります ↷
クラピアの木質化は専用シートで助長されます
今年クラピアを植栽予定の方へ注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、使うと必ず不具合が発生します。
踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨)
高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。
我が家はクラピア用防草シートを使用していませんが、雑草はほとんど生えてきません、クラピアを緻密に繁茂させることによって、シートがなくても十分に雑草を抑制してくれます。
尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
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