クラピア用防草シート(植栽シート)は不具合が発生するため、現在は一般家庭での使用をお勧めしていません、代わりに雑草を抑制しながらクラピアを植栽する方法が試されています。
引き続き実験中なのでクラピアちゃんねるなどに投稿される動画などをチェックして、来春にクラピアを植えようかとお考えの方は参考にしてください。
引き続きクラピアの実験
シートによる不具合発生
クラピアを植栽される方への注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、必ず不具合が発生します(下の動画のようになります)
クラピア用の防草シートは使うなと言ったのに
踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨)
埼玉県和光市の広沢エリアにある複合施設「わぴあ」の「わいわい広場」に植えられているクラピアにも不具合が起きてスカスカ状態になっていることを以前にお伝えしました ↷
高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。
クラピア用防草シートとは:クラピア専用の通根タイプの防草シートのことで、クラピアマルチシート、クラピアバイオシート、植栽シートライト、二層構造防草シートなどを指します。
クラピア用防草シートによる不具合とは:シートに根が通らない通根不良、木質化、被覆密度の低下による茎葉のスカスカや擦り切れ、発根不良に起因する葉枯れ、夏枯れ、凍害、生育不良による病害虫の発生です。
マルチシートでの失敗例
シートは使い方が難しい
生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください、また動画内で使用しているシートは「クラピア用防草シート」ではありません、価格が専用シートの四分の一で売られている、国華園の不織布タイプの「透水防草シート」です。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。