クラピアは刈り込まなくても草丈をある程度は低く保ってくれるのですが、一般住宅の庭に採用されている方は、刈り込んであげた方が何かと都合が良いです。
まず最初はクラピアの花ですが、ミツバチが多い場所だと花蜜を求めてかなりの数がやって来ます、ブンブンと飛び回るのでさすがに気になると思います。
これについては花をカットしてあげると良いでしょう、花丈が低いクラピアK7は刃が届かないので少し残ってしまいますが、それでも刈り込まないよりはマシです。
刈り込み中はデッキの上
次は病害虫対策です、茂ってくると虫の格好の隠れ家になります、また蒸れると病気にもなりやすいので、刈り込んでスッキリさせましょう。
この時に注意してほしいのはあまり低く刈らないことです、葉っぱがある程度残っていないと蒸散作用が阻害されるので、刈り込んだとたんに夏枯れてしまう場合があります。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています
今日はクラピアを刈るので猫は端っこを歩いた
今日のひと押し クラピアーシングをマリーにゃんと
刈り込みは木質化防止にもなります、ランナー(匍匐茎)はそのままにしていると太くなってきますので、定期的にカットしてあげると細く柔らかい状態を保つことが出来ます。
何度か刈り込むと葉っぱの形状も小さく緻密になってきます、こうすることで雑草の種子が飛んできても着地することを防ぎ、太陽光を遮ることで発芽を抑制する緑陰効果が発揮されます。
刈り込むと緑の絨毯です
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
芝生を除草剤で駆除するクラピアと混じるので
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。
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