むくみと頻尿 | この『道』で生きる 

この『道』で生きる 

鍼灸指圧の治療院Sweep 院長のブログ 

おしっこの悩みを抱えている方は、数多くいます。切迫尿や尿失禁、そのほか色々ありますが、もっとも多くの人が悩んでいる症状が『頻尿』です。

 

『頻尿』は、病的におしっこの回数が多くなる状態ですが、はたして自分が病的におしっこの回数が多いのかは把握していない人の方が多いかもしれません。

あなたは1日に何回トイレに行きますか?

日本の学会によるガイドラインでは、朝起きてから夜寝るまでの昼間起きている間に8回以上トイレに行くことを『昼間頻尿』

 

夜間寝ている間に1回以上トイレに起きることを『夜間頻尿』と定義しています。

 

日本で昼間頻尿の方は3000万人以上、夜間頻尿の方はは4000万人以上と言われています。

 

そんな夜間頻尿の原因の一つに下半身のむくみがあります。

 

人間は昼間立って生活しているため、体内の水分は下半身に溜まって来ます。本来健康であれば、この水分は血流やリンパの流れにより、心臓に戻され、下半身がむくむことはないのですが、年齢や冷えにより気血水の流れが悪くなるとうまく心臓にまで戻すことができなくなり、むくむのです。

 

そして夜間、横になり重力が外れ下半身に溜まっていた水分が一気に心臓に流れ込み腎臓に送られ、おしっこがしたくなります。

 

注意したいのがこのタイプの頻尿の方は1日に出る尿の量は正常であるため、薬で尿意を抑えてしまうと、全身に余計な水分が溜まってしまいます。

 

この場合の対処法としては、寝る前にしっかり排尿しておくことと、血流をよくするための歩行運動などの運動です。マッサージなどで足のむくみを流すことも有効でしょう。

 

いずれにしても『夜間頻尿』は睡眠の質を低下し、寿命を短くする要因になります。

 

しっかり対処すれば改善することもありますので歳のせいと諦めずに頑張りましょう。

 

鍼灸指圧 Sweep        

 

https//www.sweepygr.jp