目的地、フィリピンの事 2
フィリピンという国にどうして僕達が向かうのかというと・・・
・・・6年ほど前に
‘一人で行っても一人部屋代追加料金がかからない海外のショートパッケージ’
を探していた僕は、まるで辞書のように分厚い旅行雑誌のなかに、たった一つだけその条件を満たしたツアーを見つけた。その国がフィリピンだった。
最初は本当にただそれだけ。
ツアー自体の安さ、距離の近さもあって3日ぐらいの連休がとれるとなると、ビーチでゴロゴロしにたびたび向かうようになった。
次第に友達ができ、馴染みのバーができ、常宿ができ・・・
気づけば海外というある種の緊張感をあまり意識せずに過ごせる場所となっていた。
たぶん、気候や国民性による所も大きいだろう。
そのようにして“出会って”しまったフィリピンという国。
すっかり気に入っているけど、あんまり話題にも上がらない(ある特定の分野ではメジャーだけど)のは何故だ?
じっくり見てやろう。
僕達なりにその魅力を再確認するために行くんだ。
早速インターネットでフィリピン専門の格安航空券を扱う代理店を調べ、電話をかけてみた。
いくつかの質問の後、直接伺ってもいいか尋ねると、
先方は親切心からか、
「わざわざお越しいただかなくてもメールやファックスで対応いたします。」
と言ってくれたが、やっぱり行ってみる事にする。
何か実感のようなモノが欲しかったからだ。
僕は、何もそこまでと思いつつも飯田橋にあるというその代理店へと急いだ。