環境保護の先進国ブータン
6月5日は「世界環境デー」
それを受けて日本では6月を「環境月間」と制定しました
本日はブータンの環境保護についてご紹介します
6月5日は、国連が制定した「世界環境デー」
環境保全に関する関心と理解を深め、環境保全に向けた取り組みを
推進することを目的としています。
「世界環境デー」は1972年6月5日からストックホルムで開催された
国連人間環境会議を記念して定められました。
日本では6月の一カ月間を「環境月間」として、
ブータンは、世界で数少ない「カーボンネガティブ実現国」
約50年かけて、温暖化ガスの排出量が吸収量を
下回るカーボンネガティブを守っています
2008年には憲法に森林保護を明記しており、
「国土の60%以上を森林として維持すること」を定めています。
結果として国土の70%以上を森林が占めており、
温暖化ガスの吸収量は排出量の3倍以上です
他にも生物多様性を守る等、”環境を保全し、自然と調和して暮らすこと”
が憲法に書かれています
6月の「環境月間」今年のテーマは"プラスチック汚染をなくそう
国連環境計画(UNEP)が公式に掲げる国際ムーブメントで、
2025年は韓国がホスト国です。
なぜ今年、”プラスチック汚染をなくそう”なのか?
リユース・リサイクル・リデュース(3R)の取り組みはもちろん、
代替素材開発や政策の導入が進んでいます。
解決可能な問題として具体的なアクションが提示できる状況になり、
テーマとして選ばれました
ブータンの20年以上にわたる、“プラスチック袋禁止”への取り組み
1999年にビニール袋等のプラスチック製品を禁止。
以降、2005年・2009年・2019年と複数回強化されています
早くから政策が進められてきましたが、多くを輸入に頼るブータンでは、
代替品の供給体制やコスト高が課題として残っています。