正義
 
このカードが出ると、ちょっと緊張します。
普通に解釈するに、正しさ、正当な判断、論議、建設的な話し合い、正しい行い、なんて感じになると思います。しかし先日の実占で、より深い解釈を得ました。実占の内容は記せないにしても、その真意を書き残すことは出来ます。
さて。
正義に描かれる女性は天秤と剣をもっていて、裁く立場にあるのだと思います。裁定の基準は法律。法王の裁定基準が社会のルールであることと対象的だと思います。法王の裁きは時として人間ならではの矛盾さえも包括した人情深きものであると思います。これと異なり、正義の裁きは、さまざまな矛盾を打ち消した先に抽出された、洗練されたルールブック、つまり法律を基にしています。
ということで
正義の基となる解釈は、「法律」ということでしょう。だから、法律そのものに関係する事柄について正義が出ることがあります。例えば士業。例えば裁判。



このカードはかわいい感じですね。こうだったらイイな~という淡い期待。ささやかな希望。別に実現に向けて行動を起こしたり計画を練ったり、そういうことはしないカードでしょう。でも、確かに心の中にひっそりと、しかししっかりと存在する星。
実は、この微かな希望が全ての始まりになる気もします。憧れ、と言ってもいいかもしれない。はじけだす前の、そうね、希望の卵。そういうかんじ。だから大切にしないといけない。やがて孵化して飛び立つような、大きな夢の原石ですから。

太陽 逆

生まれるとか、結婚とか、合格とか、何かが画期的に変わるという意味ですが、これが逆になると悲惨です。つまり、誕生にしても結婚にしても合格にしても、その元となるモノは新しいエネルギーだと考えます。もっと言うと、次のステージへ進むことを告げている訳です。次へ進むに十分な気力・体力・タイミングそして「条件」が揃っているから新しいエネルギーも生まれるわけで、だから世に言う「成功」「成就」なんていう意訳・解釈が成立するのですね。
逆になると、気力・体力・タイミング・条件が悉く悪い・無いとなります。単純に「成功しない」「成就しない」と解釈すればいいのですが、太陽が示す根本の意味は「新しいエネルギー」だと考えます。新しいエネルギーを得て次に進むには、あまりにも状況が悪すぎる。そもそもエネルギーを得る条件すら達成していない、ということ。単純に成功する・しない、叶う・叶わないというより、それに必要なエネルギーを得られていない、という感じ。
だから太陽の逆が出る人には、決定的に元気が無いです。元気がなければ行動する意欲も持てず、行動も出来ないから状況は悪化し、クリアするべき条件も達成から遠ざかっていきます。マイナスなスパイラルが続いている状況を示しています。ある意味で自滅、と解釈も出来るでしょう。元気があればなんでも出来る。まさにその通りです。

てことは太陽=イノキってことかぁ?
ヘンな着地点に落っこちたところで今回はおしまい。