裁判所での真実追求 | 弁護士 金英哲のブログ

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最近いくつかの裁判で、依頼者に有利な事実を引き出すため、裁判手続きを使った調査を申し立てると、裁判官に嫌な顔をされることがあります。

 

裁判官が自分から事実を調べて判決を下すと思う方もいるかも知れませんが、実際そのようなことはほとんどありません。

基本的に当事者が提出した書面や証拠だけに基づいて判断されるため、事実がよく分からないまま判決が下ることもあります。その場合、どっちに証明責任(立証責任)があるかによって、責任を果たせなかった方が「証明できていない」として不利な判断を受けることになります。

つまり、裁判官が判決を下すために事実を解明することまで必要ないんです。

 

裁判官は一人百件以上の事件を抱えていると言われており、忙しすぎるため、何とか事件を早く処理しなければならないと考えます。そうすると、色々な手段を使って時間をかけて真実を追求するよりも、新しい証拠や事実をあまり出させず、今ある不十分なものだけで結論を出す誘惑にかられてしまうのです。

裁判所で真実の追求がなされるためには、裁判所や裁判官を増やすなど、抜本的な制度の改善が必要かも知れません。

 

今の裁判所を前提に依頼者の利益を守るためには、ある意味裁判官に嫌がられてでも、弁護士が真実を追求するための手段を尽くさなければなりません。嫌がられ過ぎたら敗訴につながる可能性もあるので、微妙な駆け引きは必要ですが。

 

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