LawBookギャラリー

紹介文がまだ書かれていない本もありますが、順次、アップしていく予定です。


Amebaでブログを始めよう!

[S]壊れる男たち

著者:金子 雅臣

タイトル: 壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか (岩波新書)

2006年2月刊

東京都で長年労政相談に携わっていたという著者によるもの。
セクハラ加害者に加害意思が乏しく恋愛だと思いこんでいること、上下関係が被害女性に及ぼす影響、困惑を想像できていないこと、職場で接する女性たちを仕事のパートナーではなく、全く性の対象としてしか見ていないことなどが、筆者との会話の中で如実に表されていく。
男性から見たセクハラ加害男性像ということで、女性筆者の視点ではなかなか気づかない視点も示される。
セクハラが、女性問題ではなく、男性が抱える病理であるという再構成も新鮮であった。

[T]PTSD 人は傷つくとどうなるか

著者:加藤 進昌, 樋口 輝彦, 不安抑うつ臨床研究会
タイトル:PTSD 人は傷つくとどうなるか
2001年2月刊

目次 第1部 PTSDとは何か PTSDとは何か

                   ストレスと脳-PTSDの脳内メカニズム

                   PTSDの生理学的所見と脳画像

                   PTSDと薬物療法

                   PTSDの認知行動療法

                   PTSDと新しい治療法-EMDR

                   PTSDと損害賠償

    第2部 PTSDの症例  自然災害におけるPTSD

                   被虐待児のこころのケアについて考える

                   性暴力被害におけるPTSD

                   国際テロ事件の人質におけるPTSDとその予防

                   パニック障害とPTSD

                   EMDRを用いてトラウマを再構成する

                   臨床の現場から


非常に中身が濃い本であった。

この本で初めてEMDRという治療法を知った。


この治療法は、

「眼球運動を利用して

外傷的記憶の脱感作

 (その記憶に慣らしていくことによって、そこで引き起こされる不快な感情の強さ徐々に減じていくこと)

再処理

(自らにとって不都合な部分を圧縮し、快適な部分を強調しつつ長期的記憶に移行させていく=「思い出に変える」こと)

を行う」

生理心理学的治療法で、効果が目覚ましいとのこと。


開発されて10年ほどの新しい技術で何故効果が出るのか仮説の段階であること、

十分に訓練を受けた治療者が行わないとむしろ危険であること、

が指摘されているので、身近な被害者が、簡単にどこでも受けられる治療ではなさそうであるが、

こういった治療法があるということを知ったのは収穫だった。




[D]配偶者等からの暴力に関する調査〈平成15年4月〉

[D]配偶者等からの暴力に関する事例調査

[ブ]ブログを続ける力

著者: GEODESIC
タイトル: ブログを続ける力―Blogを続けるのに必要かつ大事なこと
2005年4月刊 179ページ

ブログを初めて9か月、この本紹介ブログは3本目です。


訪問者が少ないのが悩みでしたが、最近一つのブログが漸く1日500人くらい訪問されるようになってきました。

でも、多分、テーマが一過性のものなので、今後、ブログを定着させるかということが次の悩みとなってきています。


ブログも、トラックバックやコメントが少なければ「空中発信」で、どういう人に、どういう形で届いているかわかりませんものね。


そこで見つけたのがこの本。

まず、タイトル「続ける力」というのが憎いです。

ブログが大ブレークしたのが2004年ということで、そろそろ、私のように、空中発信しているだけでは物足りなくなったり、限界を感じている人も多くなっている時期。

このタイミングに出すというのも憎い本です。


ブログを続ける。

新しいおもちゃを買って使ってみる時期が過ぎたとき、ブログは表現方法の一つとなる。

その時、ブログを続けていく意義は、条件は、今後のブログの役割は・・・といったことが整理されていて、私のような段階にいる者には示唆に富んだ本でした。


データバックアップ、ブログスパムなどについても書かれていました。これまで全く意識していなかったので、これもまた、いい勉強になりました。


ある小規模経営者のブログ導入の具体例を引いて、テーマ設定、導入後の店での変化、本人たちの意識の変化等の話も面白かったです。


!できた!はてなカウンター設置

あちこち調べまくって、やっと、はてなカウンターの設置ができました。


グーグルで「アメブロ はてなカウンター」で検索しても何も出てこないので、とにかく、「アメブロにアクセスカウンター・解析やブログペット」を設置する方法が書いてある記事を読みまくって、試行錯誤。


特にこの2つ、他のページ行っては戻ってきて、と頼りにしました。

アクセス解析の設置方法~続編  知らなきゃ損!お役立ち講座

プラグインの追加─MyClipを追加する  あまめにゅ


ありがとうございました。


今思えば、20時頃?教えて?アクセスカウンター導入 の記事を書いた頃、もう98%できていました。


あちこち読みまくり、いろいろな方の実践例、ページを見るに、理屈で行けば、上2つのページの方法で行けば設置できるはずだ、と確信できたのが0時半頃。

それから、今度は「じゃばすくりぷと」の文面を、またまたあちこち読みながら翻訳(?)していったら、

「なんだ、はてなカウンターからコピーしてきたタグの中に、『非表示』の設定があるじゃん」

    →<!--  //--> こういうタグ・・・


それを外したら、カウンターが表示されました。

MyClipのロゴとかぶっているのが格好悪いですが、今日はこれで満足します。


PS.早速、お客様か一人いらっしゃいました。

解析の方も大丈夫、設置できていました。






[ブ]ガンガン動く!無料ブログバリバリチューニング

著者: 三浦 ひとみ
タイトル: ガンガン動く!無料ブログバリバリチューニング
2005年3月刊  214ページ

人様のブログが格好良く見える。

自分も「カスタマイズ」なるものをして見たいけれど、どうやったら良いか分からない。

そう思っていたときに、この本に出会いました。


この本では、

ページの背景に画像を敷く」「BGMを鳴らす」「バナーのタイトル書体を変える」「好きな画像をバナーの背景」「ページを開くと、文字が飛んできてタイトルになる」「時間ごとにあいさつを変える」「サイドバーに好みの画像を敷く」「プロフィール画像でスライドショー」「記事を角の丸い四角で囲む」「トラックバックにコピーボタンを付ける」「ブラウザを横切って飛び去るメッセージ」「サイドバーにアナログ時計を付ける」

など68の効果の付け方が紹介されています。


この本が対応しているのは

「ココログベーシック」「ブログ人はじめの一歩」「livedoor  Blog」「JUGEMU」「矢ブログ」


ブログ別に手順が説明されており、その通りにダウンロードサイトからファイルをダウンロードしてコピー&ペーストする簡単な方法で、自分のブログに格好良い効果をつけることができます。


私は、ココログベーシックで運営しているブログで、自分の撮った写真をバナーの背景にしてみました。


サイドバーに色を付ける、とか、記事を枠で囲む、とかもやってみましたが、あれもこれもと導入すると、ごちゃごちゃしてしまうので、節操も、大切だと思いました。


本のとおりにすると、なぜ、その効果がつくのか、未だに理屈はさっぱりわかりませんが、格好良くチューンナップできて、満足しています。


・・・それにしても、「バリバリチューニング」って、すごいタイトル。筆者は女性!!




[D]誰にも言えない夫の暴力

著者: 鈴木 隆文, 石川 結貴
タイトル: 誰にも言えない夫の暴力―ドメスティック・バイオレンス
1999年刊行 317ページ

[被]犯罪被害者支援は何をめざすのか

著者: 片山 徒有
タイトル: 犯罪被害者支援は何をめざすのか―被害者から支援者、地域社会への架け橋
2003年刊 93ページ

著者は、ダンプカーの交通事故で息子(隼君)を失った犯罪被害者遺族。


ご自身の体験から

必要とされる犯罪被害者支援とは何か、

修復的司法の可能性、その目的、ありうべき姿

これからの犯罪被害者支援の課題

などが語られます。



[被]犯罪被害者救急マニュアル

著者: 第二東京弁護士会犯罪被害者支援センター運営委員会
タイトル: 犯罪被害者救急マニュアル―ひとごとではない、まさかのときの
2002年刊 159ページ

被害者やその家族が手にとって本当に役に立つ、わかりやすい本を目指して作られた本です。


この本では、

・犯罪事例別の、事件発生直後からの身の回りで進んでいく捜査・司法手続きや

 被害者支援の流れの説明

・被害者が直面するいろいろな困難、疑問へのQ&A

 (心の傷、マスコミ対策、証拠。捜査~裁判、損害賠償、犯罪被害給付制度、

  ストーカー規制法、DV防止法などについて、制度、流れ、専門用語、考え方、

  利用できる支援などの解説)

などが、イラスト、表などを駆使してわかりやすく解説されています。



自分が直面している問題を拾い読みして使うことも予定して編集されているように思います。

また、これか被害者支援に携わろうとする人が、コンパクトに制度、流れを理解するのにも役立つ一冊です。