大学生に複式簿記の講義 | 法律税務研究会ブログ

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近畿税理士会は本年度から3年間、関西大学で寄付講座を開設しています。寄附講座とは、税理士会が大学に寄附することにより大学生向けに、税金に関する特別講義を行うものです。税理士の職業紹介と社会貢献も目的の一つです。これがもし、大学側から税理士への講義の要請であれば、逆に税理士が講師料をもらえるのでしょうけど。

本年度の関西大学では、12回の講義です。私もそのうちの一コマを担当し、先日、関大生約100人を相手に90分間、税を語ってまいりました。いやあ、楽しかった。私に与えられたテーマは、「複式簿記と法人税」でした。たぶん学生は法人税に興味を持てないのでは、と予想して複式簿記の解説に時間を取りました。

複式簿記は世界共通であり、英語やフランス語よりも世界中で広く通用する。原因と結果という2つを表現するから「複式」という。例えば、単式簿記である小遣い帳では、「アルバイト料1万円。」と記載するところを、複式簿記では、「アルバイトという原因によって、その結果現金1万円が増えた。」ととらえて、次の仕訳というものに表現する。

仕訳: 現金 1万円 / アルバイト収入 1万円

また、「日本に西洋流の複式簿記を最初に紹介したのは、福沢諭吉である。」などなど、できるだけ平易に、また学生に興味をもってもらうように工夫したつもりです。

残念ながら何人かは居眠りしていたようでした。私は当然に子守唄を歌っていたわけではなく、これは授業開始が「草木も眠る午後2時半」が原因でしょう、私の講義の腕前がどうのということではありません。

(植木心一:税理士)