ちこさんとMばぁ | アルバチョフ まだ先は永いさ

アルバチョフ まだ先は永いさ

2017年2月3日に天国へ引っ越した オーストラリアンシェパードのアルバートと飼い主と老年家族の 回想と現実の日々
2020年9月9日 イエローラブラドールの預かりボランティアを開始

ちこが🌈の橋を渡って2週間経ちました
支離滅裂な文章ながら…
返信のコメントを書きました。
遅くなって申し訳ありませんでした。
そうして 暖かいメッセージを
ありがとうございました。


2020.5.31
昨日今日と真夏日晴れのアルバチョフ地方です


ザウルスちゃんとクリフくんのママさんから

りきれおゆうくんのtomoさんから

ココテトちゃんのママさんから

お嬢から

皆さん ありがとうございますおねがい
独りぼっちだった ちこさんも
華やかなお花花束に囲まれて…
とても喜んでいると思いますネコルンルン


ちこは 17年前(たしか…)十勝の広尾町で生まれました
ノラちゃんのママ猫が 黒猫とキジトラ2匹(3兄弟)を産み落とし…
毎日セッセと漁?に出掛け…
子供達のところに帰ってはおっぱいをあげていたようなんですが…

生まれて1週間と経たないうちに
ママ猫は 帰って来なくなったんだそうです
事故にでも合ってしまったのか…
3匹の仔猫達は まだ目も開いていないヨチヨチ状態で ママ猫を求めて鳴いていたところを
保護されたそうです。

その後  帯広市の動物病院に預けられ
(後に分かったのですが…偶然にも 我が家が通っていた病院でした)
哺乳瓶で育てられ 無事に3匹は大きく成りました

帯広で一時的に保護し、病院の費用等 
全て出されていた方は
ご自宅でも沢山の猫を飼われていて…
お庭に 猫さんのお家(御殿です!)まで建ててしまった大変猫好きなご婦人でした

たまたまこのご婦人は 母の職場の同僚の知り合いで…
「この子達の里親を捜しているので どうかしら?」と 母に声を掛けてくれました。

当時 我が家には😸華と🐶ローラと閣下がおりました。
小さな家でひしめき合って?暮らしていたのですが…
母の実家が隣にありまして
この1年前に母の父親を亡くして 
Mばぁ(母の実母)が独りで暮らしていたのです。

5年に渡る父親の介護疲れか…
もともと鬱に成りやすいMばぁは
一日中 何もせずに寝てばかりいる生活をしており 母が運ぶ食事を辛うじて食べている状態でした。

仔猫のお世話をすることで いくらかでも活気が戻るのではないかと考えた母は
3匹の内で 独り遊びをしているキジトラの子を引き取ることにしました。
これがちこさんネコ
他の2匹は 常にコロコロとじゃれ合って遊んでいて、里親さんも2匹一緒に飼ってくださる方を捜したとのことだったので…
安心して ちこさんだけを迎えることにしたのです。

名前を付けたのは もちろんMばぁウインク
と 言っても…
母が子供の頃に飼っていた猫の名もチコで
まぁ深く考えて居なかったと思います

それから1年後には 実家の場所に
今の家に建て替えて同居が始まりました
日々のちこさんのお世話は Mばぁでしたが
ごはんの調達やら通院やらは母が…

ママ猫の温もりをほとんど知らない ちこさんは、華😸に近寄りたくって何度もチャレンジしましたが どーにも華はちこさんを受け入れることが出来ませんでした

母のベッドに寝ている華と20cmの間を取って そーっと近付いて寝るのが精一杯のちこさんでした

当時のちこさん
お外のスズメさんにも 近づけな~い
その頃は
Mばぁのベッドの下が くつろぎの場所?


Mばぁは ちこさんを可愛がっては居ましたが… 一度、精神的に体調を崩すと、そのヒステリックな行動はちこさんに向けられましたえーん

ちこさんは 3歳くらいまでは
とても 穏やかな子でした
あとのちこさんを知る人に言っても信じて貰えないけど…チュー
病院でも何をされても シャーシャー言う子では無かったんです

でも ある時から変貌!
後になって思えば… と思うことが何点か…

天才志村動物園📺でやっていましたが
猫😸は 人の20倍の記憶力があるとか…
今日を生きる犬🐶と違って 
猫は過去の出来事にトラウマを持ちやすいのは そんな理由なのかもしれません

ちこさんは おそらく…
Mばぁから時々受ける仕打ち?に困惑しながら 徐々にこれは本来のMばぁでは無いんだ辛いのは Mばぁ自身なんだと受け取り…
どんな仕打ち?にも耐え またいつもの優しいMばぁに成る時を見守り続けたのだと思います。

細かいエピソードを書けば 
ちこさんの一生で 本が一冊出来上がるかもしれないのでぼけー 
またの機会に…


実は 5/17のこと…

13時から ちこさんをお見送りする予定でしたので… 
母は午前中のうちに 
ちこさんに借りていた酸素吸入機を病院へ返し

その足で ちこさんに供える
お花を買いに出掛けていました

11時過ぎに 帰宅したとき
母の携帯📱が鳴って出ると
Mばぁが入所している施設の介護士さんからでした

母は え? こんな時に… Mばぁがまた何かやらかした?!ガーンと ドキドキ…
母が出先で📱電話に気付かずにいたのですが
何度も施設の看護師さんからも電話をいただいていたようなんです。

Mばぁは 早朝から「家に帰る!早く帰らなきゃ!」と言って騒ぎ…
介護士さんの静止も聞かず、タクシーを呼ぶと言って電話機に手を伸ばした際にバランスを崩して 仰向けに倒れ…
床に頭を打ったので 看護師さんが脳外科に連れて行くとの連絡でした。

施設スタッフの方達は 入所者に怪我をさせてしまうことはあっては成らないこと。
管理不行き届きであったことを謝罪し、母と連絡が取れなかったが 病院へ連れて行ったとの内容でした。

Mばぁが倒れた時に ゴツンと床に頭を打ち付けた音がして、自身では立ち上がれなかったので、意識はあったが念の為脳外科で診て貰うことにしたようです。

もともと 帰宅願望が強いMばぁは
施設に入所して1年以上経っても、時々こう言う事があるのですが…
その日は それが一層強く
しかも 早朝から部屋を出て「帰る 帰らなきゃ」と騒いで。
いつもの安定剤の頓服を飲ませようにも、介護士さんの静止が効かないほど興奮状態だったとのこと…

結果的には 倒れた事で 興奮状態から少し回復して 安定剤を投薬できたので…
大人しく 病院へ行けたこと

CT撮影では 特に問題無さそう(もともと画像に写らない問題はあるんですけどね)な事(しかし 高齢者の脳の出血は、ジワジワとひと月ほどかかって 障害が出る事が多いので 要経過観察とのこと)の報告をいただきました。

介護士さんは「〇〇〇さん←Mばぁの名前 最近は落ち着いていたのに、急に どうしたんでしょうね」とおっしゃたので

母はその時 ちこさんが亡くなったことを伝えました
その準備もあって 午前中は留守にしていたことも…
介護士さんは「え? 〇〇〇さんの猫ちゃんですか?」と絶句アセアセ


ちこさん Mばぁに挨拶に行ったのだろうか…
いや!きっと文句を言いに行ったんだなニヤリ



Mばぁは 安定剤を飲んだ後には
何事も無かったようにして居るという
騒いだことはもちろん 頭を打ったことも覚えておらず ドクターに「何で私 ここにいるの?」と聞いたそうな…チーン


その後 施設からは何も連絡は来ないです。
普通に?平和に?過ごしているMばぁでしょう
忘れるって… 本人にとっては幸せかもしれないなうーん
猫の記憶力の良さは きっと生きにくい…
短い猫生だけに 良くも悪くも全てを記憶して生きていくって 辛いだろうな




とてつもない?長文を
最後までお読みいただき
ありがとうございましたおねがい