2021年は音楽を聴いていない? | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

毎年、「その年に聴いたその年の音楽」をブログに書いていますが、2021年はあまり…というか、ほとんど?音楽を聴けなかったなぁ。聴いてはいたかも知れないけど、通り過ぎるようにしか聴けなかったというか、振り返ると、「2021年は音楽を聴けなかったなぁ」と感じてしまう。それは、時間が無かったから!

 

そんな中でも、聴いた音楽を書いておきたい。

 

まずは、曲単位で、前年同様、「2021年に聴いた音楽」というプレイリスト(30曲)を作ってみました。が、やっぱり納得いかないというか、“2021年感” がない感じがするんだよなぁ(曲はどれも好きですけど!)。でも、これが私の “2021年” だったんでしょうかね。同じアーティストは一曲にしたかったけど、複数曲あるし。でも、エレカシと宮本浩次とあゆは入れませんでした。

 

 

 

それでは、2021年に聴いたアルバム(2021年発売)です。

 

宮本浩次『縦横無尽』

縦横無尽 (通常盤)(特典:なし)

そんな 2021年はこれ一枚でいいかなとも思うのだけど、そしたら 10月まで何を聴いてたんだ! それに、「これ一枚です」と言えるほど、このアルバムを聴けたわけじゃない。これから、これから聴いていきたい。

 

【関連記事】

宮本浩次『縦横無尽』 ~破れし夢が躍動してる~

宮本浩次『縦横無尽』 ~君は神出鬼没だね そう stranger~

 

宮本浩次縦横無尽と AJICO と…

 

宮本浩次ってエレカシでしょ?と思う方、ぜひこの動画を見てください!

 

 

ジェイク・バグ『サタデー・ナイト、サンデー・モーニング』 (Jake Bugg『Saturday Night, Sunday Morning』)

Saturday Night, Sunday Morning

頭に残るリズムとゴスペルのようなコーラスが印象的な新曲「オール・アイ・ニード」を聴いて良いなと思って。でも、知ってたイメージと違うなと思った。そしたら、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」を手がけたスティーヴ・マックが参加したそうで、そう言えばそんな雰囲気があるかも知れない。他にも、「ロスト」は SEKAI NO OWARI っぽい?とも思ったし。「キス・ライク・ザ・サン」はラナ・デル・レイなども担当したアンドリュー・ワットと制作したそうだ。

 

ジェイク・バグはファーストやセカンドを聴いてたはずで、これを機に聴き直したら、「ブロークン」のこのパフォーマンスに感動してしまった。今作は確かに初期のころと違うかも知れないけど、このアルバムがあったから私はまたジェイク・バグを聴いたんだ。

 

 

 

AJICO『接続』

接続 (通常盤)

コロナでライブが軒並み中止になり、1年4ヶ月ぶりに行くライブがまさか AJICO になるなんて。ベンジーもそうだけど、UA に再会できたの嬉しかったなぁ。

 

「L.L.M.S.D.」の、

UA “ちょっと褒め過ぎかも”

ベンジー “だいぶん褒め過ぎ”

のかけ合いとか、くすっと笑っちゃうし、なんか嬉しくなっちゃう。“毛玉取らなくちゃね だけど少し心配 減っちゃうから” とか。そうだよね、毛玉取ると減っちゃうよね。

 

そして、どうしても思っちゃう。

ベースに TOKIE、ドラムに椎野恭一で歌う宮本浩次を生で観てみたかったと。まだこれからあるかもわからないけどね。

 

【関連記事】

AJICO復活!

宮本浩次縦横無尽と AJICO と…

 

 

 

ロウ『ヘイ・ホワット』 (Low『HEY WHAT』)

HEY WHAT

2021年に知った、ロウ。引き込まれて、過去のアルバムも聴いてみたいと思いました。スロウコアとかサッドコアとか私にとって未知のジャンルですが、なぜか 10cc を連想しました。

 

 

 

カニエ・ウェスト『ドンダ』 (Kanye West『Donda』)

Donda

音楽をあまり聴けなかった 2021年、通勤時間に聴いた音楽が一番「2021年に聴いた音楽」として記憶に残るのかも。一番静かに音楽を聴けた時間だったかも知れないから。仕事帰りの暗い夜道でこのアルバムを聴いた思い出が…。真っ黒なジャケットも何かを示唆していたのかも…。

 

 

 

大森靖子『PERSONA #1』

PERSONA #1 (CD+Blu-ray)(LIVE FULL Blu-ray盤)

2021年の大森靖子は凄いですよ。一体、何曲作ってるんだ? その数、80曲超えらしい。「大森靖子楽曲大賞2021」なんて企画が立ち上がったくらいだから。

 

これはセルフカバーアルバムで、大森靖子による大森靖子のための曲が好きな私は、提供曲のセルフカバーにはそこまで興味を持てなかったんだけど、聴いてみたら良くて、私は「大森靖子の作る曲」が好きなんだなぁと思いました。それでも提供曲自体にはまだそこまで興味を持ててないから、やっぱりそこには「大森靖子が歌う」からというのもあるんだろう。

 

大森靖子楽曲大賞2021、1位はこの曲「Rude」です。

(私は「WHO IS BABY」も好きで、道重さゆみに提供した曲なんだけど、あゆが歌ったらどうなるんだろうと思ったし、大森靖子が道重さゆみにあゆの「SURREAL」を歌って欲しいと言ってたのわかる気がしたなあ)

 

 

ZOC『PvP』

PvP(CD2枚組+DVD)

ZOC も同じく、そこまで興味を持てなかったんです。でも、曲が良くて。とにかくこのアルバム、曲がめっちゃ良いんですよ。メンバーに大森靖子がいることも大きいとは思いますが、とにかく曲が良いんです。(「曲が良い」って 3回言っちゃったよ)

 

でも、それだけじゃなく、MV を見ると「カッコイイ!」って高まります。ライブ、観てみたい。

 

 

………「2021年に聴いたアルバム」と言えるのはこれくらいかなぁ。でも、この 6枚もまだまだ聴いた回数少ないです。もっともっと聴きたい!

 

 

他に、良さそうだし、もっとちゃんと聴きたかったアルバムは、

 

折坂悠太『心理』

心理 (通常盤)

 

ジャスティン・ビーバー『ジャスティス』 (Justin Bieber『Justice』)

Justice [Standard CD]

 

くるり『天才の愛』

天才の愛(通常盤:CD)

 

ポール・マッカートニー『マッカートニーⅢ Imagined』 (Paul McCartney『McCartney Ⅲ Imagined』)

McCartney III Imagined

 

『マッカートニーⅢ Imagined』は、2020年に発売されたポールのアルバム『マッカートニーⅢ』の曲をいろんなミュージシャンが再構築したというアルバムです。人選をポール自らが行ってるらしいのだけど、そのメンバーが何やらすごい…。ベック、デーモン・アルバーン、フィービー・ブリジャーズ、ドミニク・ファイク、セイント・ヴィンセント、ブラッド・オレンジ、アンダーソン・パーク、ジョシュ・オム…。

 

他にも、渡會将士『New School』、Age Factory『Pure Blue』、タイラー・ザ・クリエイター『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』などももっと聴きたかったな。

 

そして、あまり聴けなかったのを取り戻そうと 2021年の年間ベストを見たりいろいろ聴いてたら、わあ!これ良いんじゃない?と思ったのが、

 

ラナ・デル・レイ『ケムトレイルズ・オーヴァー・ザ・カントリー・クラブ』 (Lana Del Rey『Chemtrails over the Country Club』)

ケムトレイルズ・オーヴァー・ザ・カントリー・クラブ

どこかの店でラナ・デル・レイの「ビデオ・ゲームス」(2011年)がかかってて良いなと思ったんです。で、2021年はアルバムを 2枚出したとのことで。2枚とも良さそうだけど、このアルバムのタイトル曲に惹かれました。

ちなみに、もう 1枚の『ブルー・バニスターズ』はエレカシの新春ライブでかかってたそうです。

 

歌詞も読みたくなる。

 

 

リル・ナズ・X『モンテロ』 (Lil Nas X『MONTERO』)

浜崎あゆみ一座のダンサー ZINさん SNS でリル・ナズ・X の曲を使ってて。いやもう、楽しい。

 

 

 

あと、先の「2021年に聴いた音楽」のプレイリストにも入れたんですが、チャーリー・プースが他のアーティストとコラボした曲が好きで。その中で ブラックベアー(blackbear) と ジェイク(JVKE)が気になり、そこからマシン・ガン・ケリーを知ったりしました。

 

 

それと、2021年に気になった新人も書いておきたいです!

 

Des Rocs

「デス・ロックス」と読むのでしょうか。ニューヨーク出身のアーティストらしいのですが、情報があまりありません。喜劇的なミューズ? エルヴィス・プレスリー? ヴォードヴィル?

 

The Lathums

「ザ・ラザムス」と読むのかな。イギリスのバンドです。オブ・モンスターズ・アンド・メンをはじめて聴いたときのことを思い出しました。曲が良さそうです。

 

2021年注目の新人UKバンド、ザ・ラザムス(The Lathums)が新MVを公開

https://www.udiscovermusic.jp/news/the-lathums-foolish-parley-video

 

あと、日本のこの 3バンド。

 

Saucy Dog

 

ステレオガール

 

betcover!!

betcover!! はこちらの記事でちらっと。そうだ、Klan Aileen を思い出したんだ。

 

 

そして、2021年に限らず、こんなアーティストに出会えました!!

 

ラッキー・トンプソン (Lucky Thompson)

 

 

アメリカのサックス奏者。いまだに彼のことをよく知らないですが、喫茶店で聴いた彼の音楽に深く癒やされました。コロナで傷つき疲れた心や身体が癒やされていくようでした。今もあの喫茶店の空気が私の中で蘇ります。『ラッキー・ストライクス』というアルバムは何度も聴きました。

 

そのおかげで「ジャズ」に興味を持てたし、マイルス・デイヴィスを聴いたり。2021年の特に前半はこういう音楽(歌詞のない音楽?今じゃなくて昔の音楽?)を求めてたのかなぁ。

 

【関連記事】

In A Sentimental Mood

 

ドアーズ (The Doors)

 

 

これはもう、永野チャンネルのおかげですよ。永野のおかげでドアーズが聴きたくなって、良い!と思って。ドアーズは前にも聴いたことありましたが、なんか暗いなというか、よくわかんなかったんです。でも、不思議な魅力があって。暗いのではなく、笑っちゃうようなところもあるというか。

 

ドアーズといったら、エレカシももちろんだけど、クーラ・シェイカーも多大に影響受けてて、それを再確認できた。私がドアーズを聴いたのもクーラ・シェイカーがきっかけだったと思うし(それか L⇔R )。コーラルとかにもドアーズっぽさ感じるかも。あと、ゆらゆら帝国!

 

ドアーズからミュージック・マシーンというバンドも知れました。

 

とにかく、ドアーズの魅力に気づけたのは永野のおかげだし、その永野が「忍者になった浜崎あゆみ」というネタをやってるというね。そしてそれが先日、あゆ本人に見つかって、永野もまたそれに反応するというね。(あゆファンも何のことかわかってなさそうなのが面白かった。さすが、あゆ笑)

 

そうだ! 2021年、この曲をあげなければ!

(忍者になったと言われるだけある?)

 

【関連記事】

レディオヘッドとドアーズと永野とロック

リアルタイムの音楽に真剣に向き合うということ 

 

 
 
というわけで、あまり音楽を聴けなかった 2021年、ここに書いたのは、「2021年に聴いた音楽」というより、「2021年に聴きたかった音楽」かも知れない。

 

 

2020年の記事はこちらです→

2020年に聴いた音楽 <ソング編>

2020年に聴いた音楽 <アルバム編>