2022年4月東京を楽しむ旅の記録のつづきです。
この旅2日目のメインイベントにはコチラの美術館を選びました。
赤富士のタイルが描かれた公園の一角に建つ
モダンで斬新な印象の建物が目的の美術館です。
「すみだ北斎美術館」
2016年に開業してからなかなか行くチャンスがなく
今回が初めての体験となりました。
消毒、検温のあと受付でチケットを購入
地下にある100円返戻式のコインロッカーに荷物を預けて
エレベーターで4階の常設展示室と企画展示室に向かいます。
「すみだ北斎美術館」は1階から地下への移動以外は
すべてエレベーターでの移動になるので
混雑状況によってはエレベーターに乗るのも時間がかかりそう…。
撮影可能なのは常設展示エリアのみ
雨の平日だったからか、ゆっくりと見学ができました。
展示品数はそれほど多くはないんだけど
タッチパネルにいろんな情報が表示されるので
タッチしていろいろと見るのが楽しい。
タッチパネルにじっくりと取り組めるのも
ひとがいないからこそだと思うので
空いているときに行くのがよさそうです。
有名な富嶽三十六景の「凱風快晴」
「神奈川沖浪裏」
「山下白雨」
この絵に描かれている右下の稲妻が
「すみだ北斎美術館」のロゴになっているそうです。
江戸時代としては驚異的な90歳まで生きた葛飾北斎
晩年制作の「北斎漫画」は動物や植物、踊りの所作など
いろんな絵柄が生き生きと描かれていて
北斎の描写力の確かさにはビックリしました。
企画展は「北斎 花らんまん」
北斎や門人たちの描いた四季折々の花の絵がたくさん！
北斎は簪や刀の鍔、煙管などのデザインもしていて
そのデザイン画も展示されていたけれど
これがまた、緻密で繊細なデザインでした。
こういうひとが天才って言うんだろうなぁ…。
初めての「すみだ北斎美術館」
ゆっくりと2時間くらい観て回ってから
ランチへと向かいました。