子ども発達インストラクターの相澤陽子です。

だいぶ前にお笑い芸人のぺこぱさんについて投稿したのですが、


最近になって四年生の息子がぺこぱさんのネタを使うようになりました。

妹が自分の遊びを邪魔しても、以前なら
「なんだよテメェ!」
とすぐに怒鳴っていたのに、
「いけない、ことはない。
こちらがちょっと手を止めればいいのだ」
とか何とか言っていました。

自分のおもちゃや勉強道具に落書きをされた時も、以前なら
「どうしてくれんだよ!キレイに戻せよ!」
と暴れ狂っていたのに、
「いけない、ことはない。
出しっぱなしにしておいたこちらが悪いのだ」
みたいなことを言っていました。

ゲームのやりすぎを注意されると以前なら
やめられなくて喧嘩になっていたのに
「時を戻そう」
と言って素直に辞めたり。

言う前に必ず伸びきった前髪をブンブン振るのはかなり鬱陶しいのですけどね…

子供の自己肯定感を育てる育児はずっとやってきたし、チャイルドマインダーや育児セラピストの資格を勉強した時も《いかに自己肯定感を育てる》関わり方が大事かたくさん学んできました。

今では受講者の皆さまに
「自己肯定感を育てる声かけの仕方」
などをお伝えしています。

でも、その通りに行かない子もいるんだというのを知っています。

息子は特性上極端に自己肯定感が低い。
ポジティブよりネガティブな記憶の方が残るのは一般的ですが、それが極端すぎる。

学んだ通りに、本に書いてあるように、息子に接してもダメ。
彼には彼に合うやり方で接しないと伝わらないのだと気づきながらもその具体的なアプローチの仕方を模索している最中でした。

それをあっさりぺこぱさんが解決してくれた!

親の私から見ても驚くほど瞬間的に反応を返しているのです。
もちろん、練りに練られた本家のネタほど凝っていませんしワンパターンなのですが、それでも今まではそれこそ瞬間的に怒鳴ったり手が出たりしていたのに今は「いけない、ことはない。」とすぐに返しているのです。

むしろ妹たちの失敗や困らせる行為を楽しんでいるかのよう。

《ポジティブ・リフレーミング》といって、一見短所や苦手な事のような言葉や行動をポジティブに置き換えるという脳のトレーニングを遊びの中でやっているようです。

そうすると《幸せホルモン》といわれるセロトニンがたくさん分泌するようになり、前向きな気持ちや意欲的な姿勢を持てるようになります。

休校になって毎日の生活にゆとりが出てきたこと、自由な時間が増えた事で心を解放できたこと、1週間初めて親元を離れてジジババと暮らしたこと、などなど色々な条件が重なっての結果だとは思いますが、
ぺこぱさんブームはまだまだ我が家では続きます。

私が大田区で開催しているリトミック教室では
ママ達に声かけの仕方やお子様達の観察の仕方、発達段階の解説などをしながらレッスンしています。
お子様達の成長はもちろんのこと、驚くのはママ達、パパ達の成長です。
レッスンは週に一度なので、ママ、パパが声かけや関わり方を学んでお家に持ち帰ってくださることによってお子様が安定した心でぐんぐん吸収しています。

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