コーチ・サポン | Last More -斉藤泰一郎 ブログ-

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サッカー人として。

東南アジアでサッカー事業に取り組む日本人のブログです。







とにかく話しが面白いコーチがいまして、


練習の前後のミーティングで


そのコーチのトークを聞くのが


楽しみでしょうがない、


そんなコーチに指導を受けたことがありました。







そのコーチの話しは


ただ面白いだけではなく、


具体的な例を出したり


ご自身の経験を交えたり


時に馬鹿話があったりと、


サッカーやら人生やら


とにかくタメになる内容。






選手からの信頼は絶大で、


抜群のモチベーターというか、


人心掌握にもたけている。






厳しい練習が続いて


チームが疲れていても


そのコーチがしゃべると


チームは盛り上がって


活気をとりもどす。





ゆるい負荷の練習で


チームがだらけていても


そのコーチがしゃべると


集中力をとりもどす。






選手の個人的な相談にも真剣に対応し、


かと思えば練習の最後に


「俺のハゲ頭をみんなでたたいてみろビックリマーク


と、選手みんなに頭をパンパン叩かれながら


みんなが腹をかかえて笑ってしまったり。にひひ






とにかくすげーコーチでした。






コーチの名前はサポン。


ガーナで出会ったコーチです。


「コーチ・サポン」と呼ばれて


リスペクトを受けていたその方は


かつてガーナプレミアリーグの


2大ビックチームのひとつである


Kotokoの監督を務めたことも(たしかそのはず)。






ガーナの首都アクラから東の


プランプランで合宿中に


テクニカルディレクターとして


現れたコーチ・サポンは


みんなのメンターであり


アイドルだったなー。










最近、指導のなかで


選手達としゃべる機会が多々あり


コミュニケーションの質というものを


考えさせられてます。





これがなかなか難しい。





コミュニケーションは


自分が言って終わるのではなくて、


相手に届け


それが聞き手に消化吸収され


行動に反映されてこそ


成り立つものだと思ってます。


言う側の自己満足では意味がない。






かつてご指導頂いた


監督/コーチ達を


思い浮かべ、


こういう時は


どうしたらいいのかなー


と考えたりしています。