2018年１月20日追記
ミンクとセーブルの違いがを動画解説
以前に書いたこちらの記事ですが、
もう少しこれに付け加えますね。
セーブルといえば
柔らかいということが
特徴の毛質ですね。
綺麗に洗った指先で
先端にサラサラ〜っと
触れてみると
なんとも言えない柔らかさが
指先に伝わってきて、
まつげに対する負担が少ないことも
イメージすることができるでしょう。
でも実は、
使い方を間違えると
仕上がりのクオリティを下げることに
繋がってしまうことがあるのです。
セーブルとミンクの違いを
ちゃんと理解している方って
意外とまだまだ少なかったりします。
今日はしっかりと利点を理解し、
より高いクオリティの実現に向けて
お話していきますね。
Lash Colorsと設立して
色々な方とお会いする機会がありましたが、
本当にミンクの毛を
使用していると思っている方は
まだまだいらっしゃいます。
逆にセーブルという言葉だけが先行し、
『セーブルだから良いに違いない』
と思い込んでいる方も多いのです。
どうしてセーブルが良いと思うのですか？
と質問をしてみると、
・セーブルだから良い
・柔らかいから良いはず
・ホットペッパー見てもセーブルばかり
・高級そう…等
一般の消費者（お客様）でも
解ってそうなことばかり。
もちろん間違ってはいないのですが、
これではエクステンションの仕上がりを
より良いものにしていくのは
少し情報が少ないように思います。
ではここから
ミンクとセーブルの違いを
ご説明してまいりますね。
セーブルとミンクは
細くなり始める部分が異なります。
どういうことかと言いますと
イラストの通りです。
このイラストの通り、
ミンクは先端に近い部分から
円錐状に研磨されていて、
セーブルは、根元に近い部分から
研磨されています。
今お手持ちのミンクとセーブルを
実際に見比べてみてください。
先端に向かうにつれ
先が細くなってはいませんか？
成分はミンクもセーブルも
同じPBT（ポリブチレンテレフタレート）
という成分ですが、同じPBTでも
研磨される場所が異なり、
★細くなっている範囲が短い（少ない）
ミンクはセーブルよりも固く、
★細くなっている範囲が長い（多い）
セーブルはミンクより柔らかく
感じるということです。
ここで仕上がりに影響することで
注意が必要になることは、
セーブルの方が研磨部分が長いため
★セーブルはミンクより細く見えて
★ミンクはセーブルより太く見える
ということです。
ん？どゆこと？？と、
ハテナマークの方のために
お伝えしておきますね。
もう少し違う表現で、
0.1５をベーシに説明をしていきましょう。
図は、エクステンションを
横から見たイラストです。
セーブルとミンクで比較をすると
0.15の太さが
毛先の方まで残っているのは
ミンクであることがわかります。
と・い・う・こ・と・は
正面から見た時に
見える太さも
ミンクとセーブルでは
それぞれ異なる仕上がりになると
いうことに繋がってきますよね？
研磨している＝細くなっている
ということになるので、
★セーブルはミンクよりも印象が薄くなり
★ミンクはセーブルよりも印象が濃くなる
という違いが出てきます。
では、
アイライン効果をより出したい場合、
どちらの毛質選びになるでしょうか？
繊細な仕上がりを作り出すのは
どちらの毛質を選択すれば良いでしょうか？
毛質選びによる間違った知識を
しっかりとした知識に改善することで
より高いクオリティを目指すことが
可能になるかと思います。
ミンクエクステンションは
形状の美しさがダイレクトに
デザインに反映されます。
ラッシュカラーズのミンクは
繊細さと存在感を兼ね備えた
バランスの良い仕上がりを目指し
今お使いのミンクでは
ご満足頂けていないサロン様にお勧めです。
ミンクとセーブルの
それぞれの利点を活かし
より良い作品作りに
貢献できれば幸いです。
来週の徳永さんは
『で、どっちがいいの？』
のタイトルでお会いしましょう！
（サザエさん風）
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