托鉢僧

金曜日から、マレーシアより友人たちが遊びに来ている。

きのう、銀座ユニクロの前で彼らと待ち合わせすることにした。

好天気に恵まれたこともあり、
銀座の歩行者天国はすごい人出だった。

東京を代表する街だけのこともあって、
相変わらず多くの観光客で賑わっていた。

友人たちを待っている間、
銀座のド真ん中で托鉢するす苦行僧（？）を見かけた。

世界有数のファッションの街で
その笠と和尚装束は言うまでもなく目立っていた。

友人たちが現れるまで、しばし彼を観察することにした。

顔深く笠をかぶった托鉢僧はお経を唱えながら（ように見えた）、
銀座四丁目交差点からカタツムリの速度で
ゆっくりと新橋の方へ進む。

時折、行き交う人が鉢に賽銭（奉納と言うべきか）を
入れるのを見かける。

そのたび、托鉢僧は施主に軽く会釈する。

その人数は意外にも少なくなかった。


托鉢僧の姿に観光客たちも興味津々。

香港でもよく托鉢する坊さんを見かけるけど、
殆どが中国本土からやってきたニセ和尚。

彼らの実態は「ご利益に」とメッキされた
ニセの金の仏像カードを外国人に売りつける組織である。



さて、日本で見かける托鉢僧が本物であることを
信じたいものだが。

おっと！またシニカルな性分が出てしまったね。

これは失礼。(笑）