静岡県・沼津の高尾山古墳についての情報をブログ発信されているd-ash-specialさんから

『狗奴国サミット(くなこくサミット)』のお知らせをいただきました。
     コチラ  
  • 赤かっこ 狗奴国サミット その2 赤かっこ2

    以下、d-ash-specialさんの記事からご紹介します↓

    狗奴国というと、邪馬台国のライバルの「クニ」として

    一般に知られています。旗

    邪馬台国自体、その成り立ちやどこに存在していたのかは、

    今もわかっていません。はてなマーク

    長年、様々な場所が、「邪馬台国の所在地ではなかったのかアップ

    と言われてきましたが、現在は近畿地方を中心とした「畿内説」と、

    九州地方を中心とした「九州説」が有力とされています。


    また、九州→畿内、畿内→九州のように移動したとする説もあります。

    船フラッグ走る人(このほかにも、島根、四国など様々な説があります。)


    が、


    岐阜県以東とする説が少ないため、

    「邪馬台国は関西以西(南)にあった、よって狗奴国もそう」と

    (邪馬台国と隣りあっているようなイメージですね。)

    なんとな~く思い込んでいる節があります。王冠1

    なんで狗奴国サミットを沼津でやるの?九州とか近畿でやるなら

    わかるけどと思われている方もいらっしゃると思います。


    近年有力とされる考えではは、狗奴国(あるいは邪馬台国も)とは、

    一つのクニというよりはむしろ、いくつかのクニの連合体ではないか

    という考えがあります。さくらんぼ

    そうなりますと、遠い場所にあったものというよりは、

    何やら身近な、自分たちの住んでいる場所もどちらかの一員だった

    ・・という可能性が高くなります。コスモス


    近年、道路建設のため高尾山古墳が再調査された際、

    被葬者はヒミココという、もうひとつの大きな勢力の王では

    ないかと大変な話題を呼びました。王冠2


    そうなのです、九州や関西限定のできごとではなく、

    実はもっと広い地域の話である可能性が出てきました。星空




    邪馬台国の女王・卑弥呼(ヒミコ)のライバルとして伝えられている

    狗奴国(くなこく)大王ヒミココ

    「なんで名前が似てるの?」という突っ込みはともかく(当時の流行の名前だったんじゃないですか?)

    このヒミココ王が眠っているのでは、と話題を呼んでいるのが沼津の高尾山古墳

    高尾山古墳

    高尾山古墳(たかおさんこふん)は、静岡県沼津市東熊堂(ひがしくまんどう)にある前方後方墳。旧称は「辻畑古墳(つじばたけこふん)」。史跡指定はされていない。

    古墳時代最初期の西暦230年頃(邪馬台国の時期)の築造と推定され、築造当時の東日本では最大級の古墳である。

    2015年現在、古墳域が都市計画道路の建設予定地に位置するため、古墳保存と道路建設の両立に向けた施策が検討されている。
    ウィキペディアより)



    古墳ってどこもそうなんですが、家建てるとか開発するとかに伴って、削り取られてしまうことが多いです。

    この高尾山古墳も今、道路建設計画のため、保存について検討されているところです。


    そんな高尾山古墳の地・沼津で開催されます!
    (画像はポスターからお借りしました)

    第1回狗奴国サミットin沼津
    ~高尾山古墳と狗奴国の魅力を知る~

     

    【詳細】

    ・日時 2016年2月13日(土) 13:00~16:30(12:00 受付開始)

    ・会費 800円(全国邪馬台国連絡協議会会員は600円)
    ※高校生以下は無料

    ・受付 当日受付(先着順)

    ・場所 沼津市民文化センター小ホール 沼津市御幸町15-1
    ※沼津駅(南口)から徒歩約15分(市役所近く)


    ポスターはこちら↓

    古墳にコーフン協会(外部サイト) PDF形式
    http://kofun.jp/wp/wp-content/uploads/2016/01/kunakoku.pdf



    関東の方々はもちろん「古代最大の東の古墳」が気になる皆さん、ぜひどうぞ勾玉