この間、草刈正雄さんのファミリーヒストリーを見ました。
ハーフだということは知っていましたが、今回のご両親の話を見た感想が今回の記事タイトルでした。
戦争が無ければ2人は出会えなかったかもしれない。
それと同時に戦争があったから2人は別れることになったのかもしれない。
草刈さんのお父さんは軍人が多い家系で敵国だった女性と関係を持ったことに対する現実をアメリカに戻ってから目の当たりにしたのかもしれない。
でも、草刈さんのお母さんに対して愛と罪悪感があったからこそ神経が衰弱していったのかもしれない。
伯母さん(草刈さんのお父さんのお姉さん)が弟(草刈さんのお父さん)に「ドイツに行くべき」と言わなければ
草刈さんのお母さんからの手紙を直接受け取っていたなら・・・
あの手紙は草刈さんのお父さんには秘密にして処分されてしまったんだろうか。
伯母さんは知りながら誰にも話さずに70年もの間、罪悪感を抱えながら生きてきた。
ご両親が亡くなられた今
そのほとんどは推測で本当のことを知る術は無くなったけれど。
見終わるころには
うまく言葉にはできないけれど「なんだか泣けてきた」お話でした。
