①の続きを書く前に
当時の背景を少し書いておこうと思います。
当時の私はとにかく母を怒らせないようにしようと思っていたと思います。
なぜなら母を怒らせるととても面倒な事になるから。
1度怒らせると、機嫌がなおるまで
私の事をジッと睨みつけ、私が母の方を見ると無視し、近くを通れば嫌味を言う
そうされるのが嫌で4年生ぐらいの時に諦めたことが1つありました。
それは放課後に友達と遊ぶこと
当時はキッズ携帯なんて無い時代。外で遊ぶと連絡なんて取れなかった。
門限は5時。
少しでも遅れると睨まれた。
しんどかったのは今日はちゃんと間に合ったと思っても、弟が家で母親を怒らせていて、機嫌が悪く、そのとばっちりで文句を言われる事もあった。
友達と約束があっても
待ち合わせ場所が気に入らないから行くな。とか
なんだかんだと言われ、それでも遊びに行くなら帰ってこなくていいと言われる度
友達に約束を断った。
友達と遊んでいても、4時を過ぎると時間が気になって気が気じゃなかった。
何人かで遊んでいて、遊ぶごとに順番にそれぞれの家に遊びに行き、次は紫瞳ちゃん家に行きたいと言われても謝るしかなかった。当日なんてもってのほか。
予めこの日に遊びに来たいと言われたと言っても機嫌が悪くなった。
毎日遊びに行っていたわけでもないのに
放課後遊びに行くたびに、そんなことの繰り返しが嫌になってきつつあった頃
友達の家に遊びにいって、帰る時間が近づいた頃に盛り上がってきて、もう少し居たかったけれど門限があるから帰るねと友達に言ったら
「ウチの電話貸すから5時半まで居ていいか聞いてみたら?」と言われた。
電話して、それでも帰ってこいと言われたら帰ろうと思って電話すると
「5時半は絶対に守りなさい」と言われたので、
5時25分に家に帰った。「ただいま」と言って
「おかえり」と言われた第一声で機嫌がわかる。
5時半までに帰ったのに機嫌が悪かった。
どうやら弟が何かやらかしたらしい。
手を洗ったりした後リビングにいた私に母はこう言った
「5時までって言ってるのに、遊んでばっかりして」
あ〜もういいやと思った。こんな面倒になることの繰り返しなら、遊びに行くのはやめよう。
母親を怒らせるきっかけになることはしない。
そんなことを考えていた時期でした。
長くなったので
③へ続きます