温暖化で山葵栽培不可能に | 製鉄女神の神器復活に挑む。

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私の地域に製鉄技術を伝えてくれた「金屋子神」が与えてくれた鉄鍋作りに挑戦していきます。

 「市内北部の山間では山葵が有る」との話をよく耳にしていたので山葵栽培のための土地を探し、試験栽培をやってみました。

結局いつものように失敗。失敗と言うより栽培適地でないと言う事でした。 可能な場所もあるのですが、温暖化で水温上昇・山中の洪水、土砂崩れでもう不可能になったとも言えます。

 もともと戦後の針葉樹林化(国策)で山の保水力が減り、沢の干上がり、洪水が昔よりひどくなったと言う事は地主の方からよく聞きました。 山葵も良く生えていたけど無くなったと。

アスファルトが敷いてある山道はほとんど走った気がします。

30年ほど前に一宮町の事業として作られた山葵田。標高700m、水道水源の下に作られましたが1回収穫後台風で流されて廃棄されました。 適地ですが運が悪かったとしか言えません。

当地で山葵栽培地として使える場所の条件をまとめたものです。

山が低く水量が無い上、夏に温度が上がりやすので非常に限られた所になります。 温暖化でそこももう無理でしょう。