桂を植えた裏山は、漆を植える予定だった借地で登記上は畑です。 山林は法律上許された種類の樹木しか植えられず、おまけに種苗法上日本でも同じブロック地域の苗木しか植えられません。 京北森林公園でうちの漆苗が使われたのは、東北地方の苗の使用が府によって止められたからで、「関係ない遠くの地域の物を使うな」の意見があったと聞いてはいますが、法の壁があったのではと考えます。 漆はガス化して人にカブレを起こすので止めましたが、代わりにヘーゼルナッツを80本植えました。 あと境界にメイプルシロップ用の日本のカエデを20本ばかり。 ここには中(なか)古墳が有り鉄剣、金の指輪、須恵器、馬具が出土し、石棺の白い蓋のみが残されています。 『里山の利用』が学者によって叫ばれますが、「里山保全のための里山利用」のような気がして・・嫌です。 そこでひらめきました「余った土地を買いあさって大ヘーゼルナッツ農園を開いて大儲けだ!」と。 私の思考回路は単純です。 そしてこう言ってみたい、「お金儲けがそんなにいけないことですか?だって日本は資本主義の国でしょ」 そう、ハゲタカです。


