昨日私のおじ友が
(おじさん友達の略)
ビッグサイトで行われたエンディング産業展なるものに行ったようだった
エンディング産業展click
そのおじ友はエンディング産業にも役立つ商材を扱っている会社を経営している人なので
リサーチ&営業のようであった
そこで知った衝撃のエンディング産業…
宇宙葬2click
バルーンスタイルclick
凄いね
すごい時代がやって来たね
樹木葬までは知ってましたがね
もはや葬儀も宇宙規模ですか
これを聞いて
できれば…
宇宙葬がいいな
なんて思ってしまったわたくし
だがこれを達成するには真剣に考えなければならぬ事もあるなぁとも思いました
基本、宇宙葬は
亡くなった後、墓石というものが存在しないので
(ロケットに乗って宇宙空間を浮遊するか、もしくは成層圏にて粉々、燃え尽き、それでも残った骨粉は偏西風などに乗って地球を周りつづける)
ご先祖さまのお墓参りや
納骨の時なんかに実際に会った事もない古いご先祖さまの骨壷を見てしまった時などに感じる
わあっ
やっぱりここにいるんだなぁ
(もしくは実際にいらっしゃったんだなぁ…)
わあっ
のような気持ちを子孫が感じづらいという一面があります…
言っても私の場合は子供もいないので後世の人と言ったら甥っ子くらいしか居ないので
わあっと言う人もそもそもそこで終わりなんですけども…
故人は心の中に…いる…
私はそこにはいません、眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって…
と
大流行した歌の如くに
形なんかなくっても
心から畏怖の念や尊敬や感謝を捧げる事が出来るのなら
これこそが宗教心や、故人を思う心の理想系なので、宇宙葬であっても思い出して貰える率は高まりますが
意外と人間て
時間が経つと忘れてしまうという性質を持つ生き物なので
墓石と遺骨というこのわかりやすい2点セットが無いと…
結構早い段階で色んな人に忘れ去られてしまうかも知れないという可能性が格段に上がります
やっぱりなんだかんだカタチがあったほうが心は向けやすいですものね
あ、でも、宇宙葬のインパクトが凄すぎて逆に忘れられないかも
いやでも、それもその葬儀に立ち会った1代目の人くらいで記憶は終わってしまうね…
空を見上げればいつだって貴方がいる…
(もしくはいた)
という事をしつこく口伝していかないと例え親族間であってもあっという間に記憶から抹消されます
なので、宇宙葬…もし宇宙葬を選ぶんだったら…
後世の人が自分の事なんて忘れてしまっても何の問題もないように
人生に後悔を持たず
綺麗サッパリとした心で霊界に旅立たねばなりませんね
だって死んでからうっかり後悔の世界で彷徨って
こんなハズじゃなかったぐぬぅ苦しぃ…
だずげでぐれぇぇぇぇ
とか言って子孫に寄りかかって供養して貰わなければならないような立ち位置だと
霊体として結構ツライかもしれません
今まで長い歴史の中で先祖の存在の目印となって来た墓石やら骨やらがあったら…
普段は忘れていたとしても、ふとした時に子孫が、ハッそういえば…と思い出して
(お彼岸とかお盆とか)
お墓参りなんかしてくれて、優しい気持ちを運んでくれていたかも?ですが
宇宙に散骨なんで
空気みたいになっちゃうんで
もしくは衛生みたいな感じ
(とても地上から見えない上に機械的)
なんで、誰ソレ…名前も知らない
え飛んでんの
マジでウケるー
みたいな感じでなんだか尊さも薄れ、供養の対象から外れてしまうおそれがあります
私は供養とはご飯と子供の頃から教えられてきているので
お腹が空いたままうっかり霊界に行ってしまって
なおかつ後からご飯くれる人がいなければ
やばいと言う危機感があります(笑)
(なのに未婚)
そう言った無縁仏系の未成仏霊を長年癒して来たお坊さんの役割も
もはや般若心経を唱えるペッパー君になり変わってしまう恐れもあるので
(実際エンディング産業展にペッパーお坊がいらっしゃった)
尚更死んだ後に後悔のない世界に行けるように
(お腹が空いたまま旅立たぬように)
後悔のない日々を送らねばなりません
そんな事を考える事に費やしてしまった
24日の午前中…
あーあ