こんばんは。仁哲です。

今回、麵類に関する中国語単語について紹介します。

 

本題に入る前に、8月19日の記事で、一度紹介しました外国語習得術について復習します。

ハンガリーの数学者で、11ヵ国語ができるピーター・フランクルさんの外国語習得術です。8つの方法があるとピーター・フランクルさんが述べています。

 

 

 

 

 

 

☆1.すぐ使ってみる(96頁)

☆2.自分の単語帳をつくる(97頁)

☆3.言葉の発想法を楽しむ(98頁)

☆4.相手の口癖を覚える(100頁)

☆5.同じグループの単語を同じ引き出しのなかに(102頁)

☆6.自分のイメージを単語にくっつける(104頁)

☆7.状況といっしょにまとめて覚える(105頁)

☆8.脳のハードディスクに記憶する(109頁)

 

 


主に第5の「同じグループの単語を同じ引き出しのなかに」という方法を活かして、麺類に関する単語について紹介します。

 

麺類に関する単語はいっぱいありますが、今回は主に下記の7つを紹介します。因みに、「面」は、中国大陸で使われている「麺」の簡体字です。

 

 

見て分かるように、日本語による麺類についての単語は、漢字や平仮名、そしてカタカナで表記しますが、中国語では最後に「面」がきます。類をまとめるという傾向は中国語の一つ特徴です。

 

言語を学べば、必然的に言語背景の文化と歴史にも接することになります。

かつて、別のアメブロで麺類の文化史について書きましたので、ご関心のある方は、ご参照願います。

 

ジャージャン麵博物館(韓国仁川市 筆者撮影)

 

 

越境する人と文化を通して読み解く東アジア(1)ジャージャン麺を通して

https://ameblo.jp/officeyou328/entry-12687239060.html

 


 

越境する人と文化を通して読み解く東アジア(4)担々麵(タンタンメン)を通して

https://ameblo.jp/officeyou328/entry-12687802060.html

 

越境する人と文化を通して読み解く東アジア(5)辛ラーメンを通して

https://ameblo.jp/officeyou328/entry-12687938094.html

 

 

越境する人と文化を通して読み解く東アジア(31)インスタントラーメン発明王安藤百福を通して

https://ameblo.jp/officeyou328/entry-12697627909.html

 

参考文献

石毛直道『麺の文化史』講談社学術文庫、2006年。                          安藤百福『インスタントラーメン発明王:安藤百福かく語りき』中央公論新社、2007年。