ちいの家は、玄関土間と浴室部分基礎に

ネオマフォームを内張り断熱「しました」って、

長期優良住宅の申請書に建築会社が記入していたのに、

実際には一切使われていませんでした

 

使われた断熱材は、良くも悪くもアイシネンだけ。

 

浴室部分は アイシネンを用いた基礎断熱を追加施工、

玄関部分はとりあえず気密を確保するのがやっと。

ただ、たまたま、ちいの家の玄関面積が小さく、

隣は浴室でなくて一般居室(床下断熱)だったことから、

長期優良住宅の認定は緩和ルールで変更申請して通りました@1年後えー

※ 入居してからこの書類をもらい、違反していたことや本来の仕様が施工されていないことを初めて知ったのでした。。。

玄関基礎立ち上がり部は、居室側の2方向は基礎内側からアイシネンを吹き付けることができました。

玄関ドアも断熱グレードの高い仕様。

玄関ドア両脇の立ち上がり部と、もう一辺の立ち上がり部、および土間床が無断熱です。

玄関収納をフロートタイプにしておいて助かったかも…

 

そんなこんなで、アイシネン以外を用いた基礎断熱について、自分の目で見る機会がありませんでしたショボーン

 

一般的な施工方法は、このマニュアルがわかりやすいと思います。

※基礎内断熱について11頁(表紙と目次入れたら13枚目)に記載

押し出し発泡スチレン工業会 木造軸組み住宅の断熱設計施工マニュアル

このマニュアルには、基礎内断熱のポイントも記載されています。

星(基礎打設と)同時打ち込み、または後貼り。

注意後貼りでは、一液無溶剤型変性シリコーン樹脂系接着剤で

  断熱材を基礎へ貼り付ける

 ※この用途専用の接着剤が開発されています。

  これは、接着力と共に、同じ樹脂材である断熱材を変性させないために、必ず守りましょう!

注意断熱材は、基礎底盤部・立ち上がり部および間仕切り部に施工する。

 ※このマニュアル内のユニットバス部分の基礎断熱施工の項目では、底盤は温暖地域では断熱補強のみでよいように書かれていますが、それなら底盤全部に施工したほうがいいと思います。

というか、そのようにしているお家が多いと思います。

注意基礎に繋がる金物等は熱橋になるので、現場発泡ウレタンで断熱補強する。

 

押し出し発泡スチレンを基礎断熱に用いる場合、

防蟻対策が重要となります。

防蟻性のある押し出し発泡スチレン材としては、

星スタイロフォームAT

星ミラポリカフォーム

があります。

※ スタイロフォームATの施工説明書によると、

工途中の降雨などで床部分に水が溜まった場合に備えて水抜き穴を設け、後で埋める処置を施すことや

防蟻性のある接着ペーストを用いること、

ウッドデッキや、基礎立ち上がり近傍の草花などが防蟻上ハイリスクであること等が説明されています。

 

防蟻性のないものなら、もっとたくさんありますが、

有名どころで施工マニュアルや納まり図がわかりやすいものとしては、

イエローハートフェノバボード

イエローハートネオマフォーム  ※めちゃ重いです。PDF59頁あるので覚悟して飛んでね。

があります。

 ネオマフォームは、32ページに基礎断熱の納まり図がとてもわかりやすく載っています。

 これによると、基礎内断熱の場合、

立ち上がり部の断熱材上端は基礎天端ラインで、

その上にある基礎気密パッキンと土台を 現場発泡断熱材で断熱補強することとなっています。

 

 ユニットバス周りについては35ページに。

 当たり前といえば当たり前なのですが、ユニットバス設置前に断熱施工することが書かれています。

 先述と同様、床部分に溜まった水を抜くための水抜き穴の先行設置や、

竣工前に適切に埋めること

カビが生えないように竣工まで適切に乾燥状態で管理してね

てことも書かれています。

 

 玄関付近については33ページに納まり図がありますが、

他の施工説明も併せて総合すると、

壁の外張り断熱材の下端は、

こんな感じに

なるみたいです。

 

尚、どのような断熱方法を採用してもいえることですが、

配管貫通部分の防蟻気密処理は大変重要です。

過去記事で書いたことがあるのですが下矢印

ソルベントクラッキング現象と防蟻処理

配管素材によっては、何を用いて処理するかまで配慮しなければなりません。

 

なんで施主がこんなことまで心配しなくちゃいけないんだろ~ドクロ

と思いますが、

実際問題、心配しないと ちいの家はやばかったですアセアセ

そして、新入社員だった現場監督③さんは、勉強になったと喜んでおられました。

 

※以下4月23日正午ごろ追記アセアセ

 

ちいの家には、下屋がないのですが

※打ち合わせしながら建築会社の社長の話を伺っていると、

納まりの施工レベルに自信がないっぽかった…

例として外張り断熱・枠組み工法 での下屋の壁側納まり図を載せてみました。

※下屋の下が居室でない場合の例となりますね。

なんだか、複雑で難しそう。

ちいの家に採用したら、脳みそ爆破しそうです。

外張り断熱ですが、

取り合い部は室内側から施工しないといけないのですね。

 

それと、この図は外張り断熱材の施工説明書を参考に作ったから大事なことが書いていなくて、

下屋部分の通気層が載っていないのですね。

どうなるのかな?って考えていたのですが、

 

11階外壁通気層の上端を下屋の水上側取合い部で下屋通気層へ繋げる

&下屋通気層(3or4)

21階外壁通気層は、下屋取り合い部の下で、通気見切り材を使って排気を作って完結させる&別途下屋通気層(3or4)

 

3下屋に水平な軒天材を貼って小屋裏空間を作り、そこへ換気口を十分量設ける

4下屋に野地下or野地上通気層を設け、雨押え板金と排気口が一体となった形状の換気部材を採用する or,

 下屋の通気層を2階外壁通気層と連続させる。 

 

ただ、下屋が居室となる場合、この図とは違い、

1階外壁の位置が下屋の軒側となります。

※そういうのも含めて下屋と呼ぶのか、専門的な定義を知りませんチーン

図では下屋水上側を挟んで

2階外壁と1階外壁の断熱ラインを連続させていますが、

下屋も断熱空間となる場合は、

2階外壁と下屋水上側&下屋軒側と1階外壁の断熱ラインを

それぞれ連続させなければなりません。

4下屋通気層を2階外壁通気層と連続させる場合、下屋の水上側はこうなるようです。

 

複雑な納まりとなりやすい下屋で、雨漏りが多いというのもうなづける気がします。。。真顔