・韓国政府が”自称強制徴用被害者”へ補償金を支給 ~嘘が嘘を呼び、そして嘘で苦しむ国~ | アジアの真実

・韓国政府が”自称強制徴用被害者”へ補償金を支給 ~嘘が嘘を呼び、そして嘘で苦しむ国~

韓国政府、強制徴用者遺族に2千万ウォン支援へ :朝鮮日報
 韓国政府は日本植民地時代に強制徴用され海外で死亡した被害者の遺族に対し、1人あたり2000万ウォン(約240万円)を支援する内容を盛り込んだ強制徴用被害者支援案を8日までに確定する方針だ。

 この支援案は、日本植民地時代に海外に強制徴用された103万人の韓国人のうち、徴用期間中に死亡または負傷した10万人を金銭的に支援するというもの。

 このため8日午前に韓日会談文章公開後続対策関連官民共同委員会の会議を開き、強制徴用被害者支援案を確定する計画だ。


  このニュースに触れた時、また「日帝の被害」の捏造かと憤りを感じるよりも、なんだか韓国という国に対する哀れみを感じました。今回のニュースは、いつもの”反日”とは少し性格が違います。そのポイントは、この補償金は日本に請求されているのではなく、韓国政府が韓国人に支払うという内容になっている点です。

 もちろん「強制徴用103万人」などという数字は捏造以外の何物でもありません。昭和19年9月の国家総動員法の適用以降、日本に徴用された朝鮮人を100歩譲って「強制徴用」としたとしても、その数はわずか2000人程度です(詳しくは過去記事参照→・在日韓国、朝鮮人問題への提言1~強制連行の真実~ )。しかし、長らく続いている国家主導による反日政策、そして歴史の捏造・歪曲により、一旗上げようと官斡旋により日本へ自らの意思で渡った人たちや、日本への密航者全てが「日帝により強制連行された」という嘘が出来上がり、それが半世紀にわたり浸透してきました。最初は日本を苦しめ、自らの国家の正当性を確保する為の嘘だったものが、長い間嘘をつき通した結果、それはあたかも本当のことのように固定観念化されてしまいました。 本当は本人達や歴史を捏造してきた張本人である政府の人間達は”これは嘘である”とわかっているはずなのに、頭の中では事実よりも捏造された歴史が勝ってしまい、”事実”は彼らの記憶の奥底に閉じ込められ、その上に”嘘”が支配しているのです。

 その結果、反日政策の一環であった”強制動員被害真相究明委員会”が、日帝に強制連行された人は申告せよと募集をかければ100万人以上も集まってしまい、さらに日韓基本条約時に韓国政府が個人に分配されるべき日本からの補償金を使い込んで個人に分配していなかったことがわかると、”自称被害者”達が怒り出し、止む無く韓国政府が今回10万人もの”自称強制徴用被害者”に大金を支払うことになってしまったのです。

 つまり、強制連行という嘘を作った韓国政府が、その嘘を元に強制連行されたと嘘をついている自国人に対して金を支払わなければいけないという実態が発生しているわけで、嘘が嘘を呼び、そして嘘に苦しめられているのです。これを考えると、なんだか哀れみすら感じてしまいました。

 

 一方で話は少し変わりますが、この朝鮮日報の記事で、”強制連行”とせず、”強制徴用”としている点にも注目しなければなりません。先日の記事でも書いたように、強制連行が嘘であったことが広まるにつれ、少しずつ韓国側も軌道修正をしているのかもしれません。その一方で、日本の新聞を見て見ると

強制連行の死者の遺族に2千万ウォン 韓国政府方針 :徳島新聞
 【ソウル7日共同】韓国の聯合ニュースは7日、日本の植民地支配下で強制連行され、1945年8月までに朝鮮半島外で死亡した人の遺族らに1人当たり2000万ウォン(約240万円)を支給する方針を韓国政府が固めたと報じた。


 これは共同の記事ですが、韓国ですら”強制徴用”としているのに日本は未だに”強制連行”です。嘘を信じてやまないという点は日本も同じかもしれません。


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参考書籍:
在日・強制連行の神話
鄭 大均
4166603841


日韓「歴史問題」の真実 「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か
西岡 力
4569643167