ヨモシロ谷に入るとすぐ
目の前に大きなヨモシロの瀧。
↑これは滝の落ち口から見下ろした写真。
この登り坂は
すぐ先にある鋼鉄堰堤を高巻きするためのもの。
ラムちゃん「なんかあゆよ。」
こんな形の鋼鉄堰堤。
ラムちゃんと月が歩きまわってる山域では
非常に珍しいタイプ。
月のことなんか振り返りもせず
さっさと先にダムの上にあがってるラムちゃん。
(お尻が写ってるの、わかる??笑)
ほんと、高いところ好きだよなぁ。
怖くないのか?
見てる方が心配なんですけど。
鋼鉄堰堤はサクッと越えて、
次に現れるのが
ヨモシロ谷第三砂防ダム手前。
右(左岸)から越えるんだけど、
斜面が崩落してて
一瞬ちょっと「えー?」って感じ。
反対の左(右岸)からはどうかな?
と、いったん谷に降りて右岸側を確認したけど、
やっぱ左岸から越えた方が良さそうだ。
てことで、
崩落斜面を無理やり通過して越えることにした。
まぁ、たいした崩落じゃないから
越えられないことはない。
高さもそんなにないし、
慎重に渡れば危険というほどでもない。
がんばって越えよう!
(。´・ω・)ん?
この看板!なんか変じゃね?
「立入禁止
きけんですから、立入らないで下さい。
堰堤名 ヨモシロ谷第三堰堤工事
高さ長さ H=10.0m L=34.0m
完成年月 平成5年6月 」
て!
名前が!
名前変でしょーが!
「ヨモシロ谷第三堰堤工事」て!!笑
工事って何よ、工事って。
こんな誤植、初めて見た。笑
ある意味、貴重かもしれない。
第三砂防ダムを高巻きして
さぁ、上流側へ降りようとしたら、
上流サイドでは倒木があった。
大量の土を巻き込んだ根っこがゴボッと。
これが目の前をはばむ形でドーンとあって、
上から行くか
下へ下るか。
倒木はまたいだりくぐったりできる状態ではなくて、
上を大回りするか、
下へ急降下するかしか
選択肢がない。
上から回るのは面倒くさくて
下へ降りることにしたんだけど、
本来道ではないところを降りるから
細かい枝がめちゃくちゃウザかったー。
気を取り直して谷を歩くよ。
なんか良い感じ♪
治山ダム出たー。
そしてやっぱりラムちゃんはそっちに上るのね。笑
ラムちゃん「こっち楽しいよ。月もおいでよ。」
その先また砂防ダム。
ラムちゃん「どっちから行くかな~?」
右(左岸)からかな?とも思ったんだけど、
何を思ったかラムちゃんが左(右岸)をリクエスト。
明らかにどっちとは言い難い雰囲気だったので
まぁ、ラムちゃんが行きたいなら行ってみるか、
ってことで左(右岸)サイドから斜面を登ってみたよ。
登ったはいいけど、
どうも反対だったみたい。
あっちには手すりとかあるし、
砂防ダムの看板が倒れてる。
しかも、こっちは降りたくても
ラムちゃんが降りるのは難しい
段差の大きな階段状の斜面になってた。
こりゃ無理だなー。
でも引き返すのはシャクだしなー。
そもそもこんな岩場なんでね。笑
降りられないでしょ、ここ。
ラムちゃん「ムーリー!」
月「だよなー。
じゃぁ、砂防ダムをこのまま
反対側まで歩いて行こうか?」
ラムちゃん「え?どゆこと???」
ラムちゃん「月が言ってゆことよく分かんないんだけど?」
イヤな予感がしてるラムちゃん。
察しが良い。笑
ラムちゃん抱っこして
砂防ダムを対岸までまっすぐ歩いてきた。
つまり、さっきまでいたのは向こう側。
写真の奥の方ね。
で、反対側まで来たわけ。
段差のところをラムちゃんが怖がるから、
そこは抱っこで。
(「無謀」とも言う。)
この写真で分かるように、
右岸から砂防ダムの先に降りようと思ったら、
あの段差のところを下るしかないのね。
こうやって見るとたいしたことないように見えるけど、
あの段差はかなり大きい。
しかも急。
犬が降りるのはまず無理。
あそこ降りるぐらいだったら
砂防ダムを突っ切ってこっちまで来る方が
百倍安全。
(てか、引き返せよ!月!!)
この砂防ダムは「ヨモシロ谷砂防ダム」
完成は昭和50年、10月だか12月だか
字の下半分が消えてて
判読できなかったんだけど
とにかくどちらか。
高さ、長さなどのサイズは書いてなかった。
その次に現れたのが
「ヨモシロ谷第二砂防ダム」
月「えー!また砂防ダムー?
この先、いくつ出てくんのー?
なんか砂防ダム越えるの飽きてきたー。」
ラムちゃんは相変わらずの
砂防ダム愛に満ち溢れている。笑
ラムちゃん「やっぱ登っとかないとね。あはんあはん♪」
「ヨモシロ谷第二堰堤
高さ14.0m 長さ53.0m
完成 61年11月」
このとき、月の中で
「もう砂防ダム今日は飽きたから!」
という気分になっちゃった。
ヨモシロ谷を
最後まで詰める気満々で来たんだけど、
なんとなくもう満足してしまって、
こっからだったら
どんどん左の斜面を登って行けば
シュラインロードのどっかに出るはずなので、
手っ取り早くそっちに登っちゃえ!
という悪魔の囁きが・・・。笑
続きはまた明日~('ω')ノ
お楽しみに(^_-)-☆
(つ∀-)オヤスミー☆彡