骨盤は、左右対称で、漏斗みたいな形をしています
上方の部分(大骨盤)は、腹部の内蔵を支えています
下方の筒形の部分(小骨盤)には膀胱、直腸、子宮などの骨盤内蔵がおさまっており、その下口を骨盤隔膜といいます
骨盤隔膜は、肛門挙筋によってつくられ、中心部を直腸と膣(女性のみ)が貫いています
骨盤底筋群は、肛門挙筋と、臀部の深層の筋(梨状筋と尾骨筋)、外陰部周辺の筋の総称です
エムセラは、焦点式電磁派という技術で、運動神経を刺激して筋肉を収縮させます
筋収縮を切り返すことで、筋肥大がおこります
骨盤底筋群が強化され、尿漏れや膣のゆるみの予防改善が期待できます
通常、筋肉を鍛えるためには関節を曲げるなどの動作をして、筋収縮をくりかえします
ところが、骨盤を構成する左右の寛骨と、背部の仙骨をつなぐ仙腸関節は、ほとんど可動性がありません
ですから、この関節に付着する筋を収縮させるのはとてもむずかしいのです
ミリ単位の収縮では、筋肥大をおこすまでに、とほうもない時間とエネルギーが必要です
膣をしめる体操が無意味とはいいませんが、効率はよくないとわたしは思っています
また、外陰部周辺の筋肉は、8の字がたの走行をしています
8の〇のそれぞれに、尿道と膣、肛門が入るかんじです
お産のとき、8の字の中心部には、たてに切れ目を入れます
会陰切開です
経産婦さんは、筋肉の一部がいちど断裂したことになります
だから、そのあとのケアが大切なの・・・・
日常生活ではほとんど使うことがないうえ、経産婦さんでは断裂をおこしている筋肉です
なのに、膀胱、直腸、女性では子宮までもの重力を支えています
年とともに脆弱になるのは当たり前です
これまで、尿漏れは加齢現象としてある意味仕方ない、ととらえられてきました
治療法もないまま、尿漏れパッドでお茶をにごす、みたいなことになっていたのだと思います
尿漏れの症状が進行して、筋断裂により子宮脱などの病名がついて、はじめて手術という治療が行われます
そうなりたくない方がほとんどだと思います
手術がいやなら予防が必要ですし、幸い予防方法ができました
お顔もボディもきゅっと引き締めて、かっこよくキャットウォークですわよ
いまのところ、もっとも効率的に骨盤底筋群の強化ができる機種です

