中村一義デビュー15周年記念ライブ
『博愛博2012』@日本武道館
中村くんの武道館公演が発表されたのが今年の1月、だったかな?
それから約1年、待ちに待った、でも振り返ればあっという間だったような
その日が、ついについにやって来ました
前日、池ちゃんのブログにこーんな100s全員集合
の写真が載り↓
(リンクの貼り方がわからなくて勝手に写真を載せちゃいました
すみません
)
中村くんの表情が
これ、すごくイイ写真だよねー
今回の武道館、というか大阪・名古屋公演もですが
ゲストがたくさんでかなり豪華
でも対バンというわけではなく、
中村くんがそれぞれのゲストバンドの一員となり
共に中村くんの曲やゲストの曲を演奏し歌う、という
特殊でレアな構成。
その特殊さゆえに大阪初日は荒れたんですけどね。。
開演前には、DJとしても活躍中のエレキコミックのやっつんが
選んだ曲(当日の出演者の曲の中から)が流れていたんですが
これがこのセレクトでCD出してほしいってくらいよかったです
セットリスト
※()がある曲はゲストの曲です。
【中村一義 meets Base Ball Bear】
01: 1,2,3
02: LOVE MATHEMATICS(BBB)
03: セブンスター
04: 虹の戦士
05: 希望
中村くんのライブには欠かせない、
つかみはOK
な曲「1,2,3」でスタート。
ライブ後に読んだRO69のレポで気づいたのですが
続く二曲目、ベボベの曲「LOVE MATHEMATICS」は
“1,2,3,4,5…”とカウントアップしていく歌詞なので
なかなか気の利いた曲順だったんですよね~
小出くんが2番を歌った「セブンスター」
想いがこもっていてすごくよかった
最近の若い人たちは(←言い方がババくさいw)みんな上手いけど
私はベボベの演奏力は本当に高いと思っています。
個人的に注目している、ベボベギター湯浅将平くん
ベボベにはキーボードがいないのですが
それをギターで見事に、しかも美しく表現していました
将平くんは「希望」でのギターソロも唸りまくってた
ベボベ、大阪公演の時は最後に萎縮してしまったように見えたけど
(あの状況では仕方なかったのだけど)
武道館では、その高いパフォーマンスで
完全にお客さんの心を掴んでました。
Base Ball Bear、音楽を愛するとても誠実な若者たちです
【中村一義 meets サニーデイ・サービス+ 町田昌弘 from 100s】
06: 青春狂走曲(サニーデイ)
07: 謎
08: NOW(サニーデイ)
09: まる・さんかく・しかく
10: ハレルヤ
私が観た大阪公演に比べて
サニーデイと共演した名古屋は本当に素晴らしいライブだったそうで
観れなかったことに対して
実は、嫉妬でいじけていた私
キャリアの差はあれど、中村くんとサニーデイの曽我部さんの間の絆はとても強く
その二人の信頼関係の深さを感じました
中村くんを見る曽我部さんの目がとても優しくて
ステージ上の皆さんの雰囲気があったかくて
そして見ているこちらも温かい気持ちになる、そんな時間
欲を言えば、もう少し曽我部さんの歌声を聴きたかったかなぁ。
(曽我部さんの歌声ってハスキーでセクシーなんですよね
)
中村くんとサニーデイは、来年も続きそうな気配がチラリ…
【中村一義 meets 岸田繁/佐藤征史(くるり)+ 玉田豊夢 from 100s】
11: 犬と猫
12: ここにいる
13: ジュビリー
14: ロックンロール(くるり)
15: ショートホープ
ご本人たちも何度もおっしゃってたけど
この日のためだけに結成された
激レアな伝説のバンド
中村くんの曲はファルセットのコーラスがとても多いのですが
それをくるりは、佐藤さんのファルセット+岸田さんのオクターブ下げてのコーラスで表現し、
これがとっても新鮮
さらに、ギター・ベース・ドラムという
3ピースで演奏される(中村くんはギターなしでした)
「犬と猫」「ジュビリー」「ショートホープ」がさらに新鮮でした
岸田さんと豊夢くんは「ショートホープ」のRECに参加していたのに
録りが別々だったために
一緒に演奏するのは初めてで
それもあったのかな、とにかく伝説のバンドの皆さんは
終始楽しそうでした
そして、なんといっても「ここにいる」
岸田さんが中村くんのベストアルバム『最高宝』でも選んでいるこの曲
京都のレコード屋さんで
初めて「ここにいる」を試聴した時
「やばっっ
」と思ったそう。
そしてつい先日、岸田さんは選挙の翌日に
Twitterでこんなことを呟いていらっしゃいました。
“@Kishida_Qrl: 中村一義の「ここにいる」をここんとこヘビロテ。もしかしたら、僕ら世代が作ったいちばんのキラーチューンかもしれない。涙が出る。そう、今日が解放記念日なんだ。大きな無限大。”
そんな「ここにいる」を
くるりが演ることが決まって
いざ練習を始めてみると
そりゃあもう、むちゃくちゃに難しいらしく(笑)
中村くん曰く「演奏することを考えて作ってないからね」だってww
なんとなくそうかなぁとは思っていたけれど
やはりそうでしたか、中村くん
本当にライブする気、なかったのね~(苦笑)
少し、話は逸れますが、、、
ベボベもサニーデイも、皆さん口を揃えて
「中村くんの楽曲は難しい
」とおっしゃっるんです。
私は音楽的なことは全然わからないんだけど
MUSICAの鹿野さんが「中村一義の楽曲は定型に当てはまらない」と
言われていて。。
それから察するに、
中村くんの音楽は、ただ自分の表現したいものを
ただただ、そのまま純粋に音楽という形で
表現しているだけなんでしょうね。。
と、話を戻しまして、、、
岸田さんに「この曲がなかったら、今の俺はいない
」
とまで言わせた「ここにいる」
実はあまり記憶がなくて…
たぶんすごく良くて
ただただ聴き惚れていたのだと思います
それにしても豪華だった伝説のバンド
ライブ後の中村くんと岸田さん、佐藤さんとの
Twitterのやり取りをみていたら
また演りそうな感じが…
キーワードは「夏」みたい。
フェスかな
私もまたぜひ観たいです
すいません、大変長くなったので
一旦切ります。
次は、いよいよ100s再結集です
続く
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