ラスベガスでのコンベンションで出席した

セミナー15コマの翻訳レポート、無事に納品完了グッ
あ〜〜〜〜ほんと安心した。
ダラス時間月曜日の午前零時30分だった。
命削ったわー。
 
今回のGigは全てがギリギリで(話もらってから直ぐ飛んだからね)
やりながら詳細を把握、クラッシュコースで知識を蓄え
何とか乗り切った感が満載だった。変な汗かきまくりw。

全て終わっての感想。
想像以上に大変だったけど、やって良かった!
勉強になったし次回もしまた同様の話をもらったら
今度はもっと余裕を持って出来そうだしね。
 
ラスベガスの通訳・アテンドがひとつのプロジェクト。
そしてダラスに戻ってからの、セミナー内容を翻訳してレポートにまとめる作業は
別のプロジェクトとして給与は分かれていた。
 
ぶっちゃけ給与はすごいですぞ!
今までいろんな仕事をして来たけど、私にとっては時給にすると最高額。
あっ、もちろんインディペンデントのエージェントとして
家を売買する方が儲かるけどw。
 
ラスベガスでは別の派遣会社にテンポラリーとして所属、
翻訳作業はダラスの派遣会社にテンポラリーとして所属。
そういう雇用形態だったので最初の書類が大変だった。
 
Gig Economy...
終身雇用はもうまぼろし。先進国ではユニバーサルにこういう風潮がある。
今は雇用形態の多様化が進み、今回の私のように
プロジェクトベースでのフリーランスで働く人が増えていて
会社もひとつの突出したスキルを持っている人を雇うより
マルチなスキルを持っている人を求めているという傾向がある。
これについては長くなるのでまた別の機会に。
 
 
 

 
 
このコンベンションはHRのコンベンションだった。残念ながら Hard Rock ではなかったけどw。
HR (Human Resources) というのは日本で言うところの人事や総務。
企業の心臓部みたいな場所かな?
アメリカの人事・総務は会社と社員の間に中立の立場としてあるべきところ。
企業内でここが機能していないと社員は苦労するし、
優秀な人材は結果辞めて行くよね。
これも長くなるので別の機会にw。
 
今回は、日本の大手の人材派遣業界の某大企業から
グループで出席していた管理職クラスのクライアントの通訳・翻訳の仕事だった。
 
不動産エージェントとしては売買・賃貸契約書や
管理契約書なんかをクライアントに通訳することが多いけど
人事テクノロジーということで、すごいチャレンジだった。
業界用語を日本語でも英語でも把握している必要があったから。
それでも通訳は基本対面のコミュニケーションなので結構その場で何とでもなる。
 
例えば、Expo会場でのベンダーへの質問は
先にベンダーに商品の説明をしてもらうよう促し
その中で出て来た専門用語をその場で脳にインプット。
クライアントからはどんな商品やサービスを求めているかを
予め打ち合わせで聞いていたから
その商品にはクライアントが求める機能は付いているのか?という
的確な質問をすることで学びながら勤めを果たす形。
自分的には通訳の方が向いている気がするんだよね。
 
そして翻訳作業。
これはね、まあホント大変でしたわ(笑)

録音した音のクオリティが悪くて聞き辛いのには本当に苦労した。
会場では「スライドを撮影出来る大画面の前尚且つスピーカーの前」という場所を
誰よりも早く行って陣取った。それでも聞き取れない箇所がいくつもあって・・・。
家ではサウンドをクリアに出来るシステムで何度も調整。

私のクライアントは「知ってる専門用語から何となく何の話をしてるか予想出来る」
「あとはさっぱり解りません」という英語のレベルの方だったため
本当はイヤホン使用での同時通訳がご希望だったけど
あのセミナーで喋ることは周りの迷惑なので無理。
今回は翻訳作業もあったので、私自身がセミナー内容を理解する必要があった。
怒濤の集中力。セミナー中にメモで概要をまとめておいて
終了後直ぐにクライアントに解説。
スケジュールが詰まっていたので次の会場に向かい
歩きながら説明することもあった。
そして次に行くセミナーの内容の概要説明と確認。

これまで精神的・肉体的に限界への挑戦ということはあったけど・・・
「脳の限界への挑戦」は初めてだった。
翻訳にはその国のスラングや歴史も含めた文化を知っている必要がある。
そして・・・その内容に合わせた日本語の言葉の選び方。
ついつい英語の単語はそのまま英語で理解してしまっているので
簡単に日本語が出て来ないという現象が起こる。
もうね・・・途中で泣きたくなっちゃって叫んじゃったよ私。

脳がNO, NOっていうの(笑)
日本語と英語のスイッチングに混乱してる感じ。
脳の一部を集中的に使い過ぎるから疲労が半端ない。
防衛本能なのか自らシステムをシャットダウンしようとするのよねー。

何せ数が15なんで・・・それを5日間でって人間技じゃあありませんから(笑)
ひとつのセミナーはほとんどが1時間。そこにパワポを使う人使わない人。
パネルディスカッションだったり、商品の説明だったり、ピッチ大会だったり。
内容も方法も千差万別。

実はFaceBook創始者のマーク・ザッカーバーグのお姉さんランディもプレゼンして
これが TEDTalks 形式だったから内容が盛り沢山。
パワポももちろん駆使してあったけど撮影禁止だったから地獄の様にメモった。
そして彼女の早口マシンガントーク。
速記が出来たらなあーと思う程凄まじい量のメモ。
内容はとっても良いお話でしたよー。TEDは大好きなので楽しかった。

一番キツかったのはピッチ大会のセッションのレポート。
10人のプレゼンターに5分間という時間が与えられ
パワポスライド20枚使用が条件。
というわけでトータル200枚のスライド。

それぞれのスライドをプレゼンターの話しにマッチさせながら
概要をサマリーとしてまとめ、更にプレゼンターが話す内容で大事なところを
落とさない様に簡潔な文章でまとめる。
それをまた私がパワポでまとめるという・・・
時間かかるって!しかもオーディオを綺麗にする作業もしながら。
止めては戻り観点の落としがないようにしっかり聞く。
一日3コマ仕上げるってことで5日間与えられてたけど
それは不可能なので交渉して7日間もらった。
1コマが平均4−5時間かかるから当然寝ない日も何日かあった。
パソコンも悲鳴を上げて(笑)言う事聞いてくれなーい。
1コマ8時間近くかかったものもあった。(休み休みだけど)

Translator 「翻訳」Interpreter「通訳」
似て非なるもの、なんだよね。あくまでも持論ですが。
そのことを身を持って感じた経験だった。

そして・・・
脳科学については以前から興味があったけど
この経験を通してある検証結果が出た!
あくまでも私にとっては、だけど。

脳がNO,NOって言っちゃってもう限界の時
ある音楽を無性に聴きたくなった。
私が日本にいた時、大好きだったバンドの音楽。
彼らの音楽のお陰で、私の脳は救われ作業効率が上がった!

そのバンドとは・・・


パート2に続く・・・